本バイナンス・スマート・チェーントークン(BSC)への投資に注目が集まっています。

DeFi(分散型金融)でこの10カ月、大いに盛り上がったETHとDeFiトークンですが、BinanceのCEOであるCZ氏もこの期を逃さず、BNBのBEP-20というかたちで同じようなものを出してきました。

昨年秋ごろに大きな話題となりましたが、SUSHIswapなどのコピートークンが乱立してDeFiバブル相場を形成した後にすぐに弾けることとなりました。しばらく落ち着いていたDeFi系トークンですが、1月下旬からユニスワップ(UNI)などを筆頭に高騰をはじめ、パンケーキ(CAKE)などは10倍以上も値上がりする状況ととなっています。

バイナンスコイン(BNB)も年初からほぼ10倍になっており、時価総額は3兆円を超えてきました。アルトコイン市場はETHが相場をけん引していましたが、ここにきてBSCに大きく資金が流れてきているようにも思えます。

◆バイナンスコイン(BNB)

昨年末からの相場は2017年ではなく、2016年型の相場だと何度か申し上げておりました。現在を2017年2月に当てはめると、ビットコインよりもアルトコインが強い動きとなっているという実に似たような現象が起きています。中国から仮想通貨(暗号資産)と人民元の取引禁止報道が入りビットコインは急落。そんななか、イーサリアムをはじめとする当時の将来有望なアルトコインの価格は大きく上昇していました。

イーサリアムは半年間で50倍、いち早くSegwitを実装させたライトコインは10倍になりました。

現在のDeFiトークンにも似たような値動きとなっているため、まだまだ急騰する可能性は十分有り得ます。BSCで最も人気なトークンのひとつであるパンケーキ(CAKE)でさえ、時価総額は2000億円です。

これがまだまだ序章ならば、ここからでも投資する価値はあるでしょう。

本日は、株式市場の急落もあって仮想通貨相場も10%以上の急落となっており、ビットコインは2月23日に安値を更新する場面もありました。

ボラティリティが高いため、リスク管理を十分に行う必要がありますが、良い押し目となっているかもしれません。