ベーシック・アテンション・トークン(BAT)が大きく上昇し、2018年1月に付けた史上最高値(126.52円)を更新。3月19日には、149円まで買われ高値を更新しました。

3月18日の売買代金は1400億円程度、時価総額は2000億円を超えてきています。

◆ベーシック・アテンション・トークン(BAT) 月足チャート

長らく動意の乏しかったアルトコインですが、2021年になり20円台から7倍以上も上昇しています。

直近の上昇の背景には、米投資会社グレイスケールがBATの投資信託を開始すると発表したことがあります。BATの他にも、FILとLPT、MANA、そしてLINKの投資信託の運用が開始されます。

過去にグレイスケールでの運用が発表された仮想通貨(暗号資産)は、その多くが短期間で2倍以上に急騰する傾向があるため、BATも200円を超えてくる可能性も考えられます。

グレイスケールが新規運用される投資信託となるだろうと期待値の高かった、LINKとFILと同時に発表されたところもポジティブサプライズとなったのではないでしょうか。

ビットバンクでの取り扱いが開始

3月18日に、ビットバンクでBATの取引が開始されました。

これまで、ビットフライヤーとコインチェック、GMOコイン、DMM Bitcoinの4社で取り扱いがされていましたが、いずれも取引は販売所のみでした。

bitbankでの売買高は活況で、1日3000万BAT。約38億円程度の売買代金を誇っており、これはバイナンスとコインベースプロに次ぐグローバルで3番目の規模となります。

仮想通貨市場が活況ななか、2017年から2018年に流行ったアルトコインの多くは史上最高値を更新しておらず、ネム(XEM)やリップル(XRP)は最高値から遥かに安い水準で推移しています。

そんな中、BATが史上最高値を更新したことは非常に明るい話であり、今後の強い動きを期待できると言えるのではないでしょうか。