既に忘れ去られた感もあるビットコインゴールド(BTG)。

筆者も今後ビットコインゴールドの付与はされないものと思っており、今後の無駄なハードフォークを無くすためにはその方が良いと思っていました。

ところが、今朝になり米国の大手取引所であるbittrexで突如ビットコインゴールドが付与され、同時に取引が開始されました。

ビットコインゴールド(BTC/BTG)15分チャート

出所:bittrex

価格は日本円にしてざっと38,000円ほどで推移。

寄った直後はBTC=BTGというとんでもない価格となっていますが、出来高がなくバグのようです。

その後は、1万円から6万円台で価格調整が行われた後は徐々に価格が下落していき、記事執筆時点は3万円台前半で推移しています。

ビットコインゴールド(BTC/BTG)15分チャート

筆者はビットコインゴールドのこの価格が適切かどうか不明でしたので、0.049で売却しました。

そして、先に取引が始まっているHitBTCの価格を見にいくと。。

ビットコインゴールド(BTC/BTG)60分チャート

出所:HitBTC

なんと、0.026=約23,000円ほど!

bittrexと比較すると1万円もの価格差があります。

単準にアービトラージできればかなりの利益を上げることができますが、マイナーがほとんどいない為にかなり時間が掛かりそうです。

ただ、この価格差を狙った取引は確実に発生しているようで、HitBTCのBTGの価格は安値から3倍以上になっています。

取引量の多いbittrexを基準にするという思惑があるようですね。

さて、大手取引所にゴールドが上場したとあって、今後は国内の取引所での上場も期待できそうです。

特にコインチェックは早々に付与を表明したことから、取引開始は早いのではないでしょうか。

だた、個人的にこのアルトコインがアービトラージ意外に役に立つのか疑問に思います。

今後もビットコインシルバー、ビットコインダイヤモンド、ビットコインプラスが予定されているようですが、無意味なハードフォークは控えてほしいですね。

さて、ビットコイン価格はオリジナルとキャッシュ、ゴールドを合わせると100万円を越えてきました。

こういったカタチで越えてくるのはあまり気持ちが良くないですが、仮想通貨市場に資金が流入し続けていることが分かります。

年内にはCMEグループのビットコイン先物の上場が予定されており、また、 LedgerX が提供するビットコインの先物オプションは既に100万ドル以上の取引が行われているようです。

様々な問題をこなしながら、少しづつでも取引環境は良くなっているので、今後国内の取引所が増えると流動性も向上し、取引ツールも改善されていきそうですね。

 

    国内で最大のビットコイン取引高と最多の仮想通貨の取扱い!

※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
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