7月14日に、ディーカレットが新たな仮想通貨(暗号資産)としてオントロジーが取り扱う予定であることを発表しました。
オントロジーの取り扱いは国内初となります。
ここで、そもそもオントロジーとはどのような仮想通貨なのか知らない人も多いと思いますので、簡単に解説します。
オントロジーとは
名称:オントロジー(Ontilogy)
ティッカー:ONT
時価総額:670億円 ≒QTUM、0x、OMG
ランキング:98位 1日の売買代金100億円程度
管理者:Onchain社が
主要取引所:バイナンス(売買シェア20%程度)
総供給量:10億ONT
オントロジーは、アイデンティティとデータの分散管理に特化した高性能なオープンソースのブロックチェーン。企業のニーズに合わせたエンタープライズ・ブロックチェーンを設計できる柔軟性を持つ点が特徴です。独自動車メーカーのダイムラー社をはじめ様々な企業とパートナーシップを締結しており、分散型データ管理の分野での幅広い利用が期待されています。
オントロジーはデュアルコインシステムを採用しており、現在プライマリーコインであるONTの約80%が流通しています。
2018年あたりは、NEOと同じく中国製ブロックチェーンとしてもてはやされており、同年6月には時価総額が9200億円ほどありました。ただ、その後の価格は下落の一途を辿っています。
2021年の仮想通貨市場全体の盛り上がりで、価格は45円から一時300円を超えるほど急騰したものの、再び値が崩れる展開となっています。
◆オントロジー(ONT)の価格推移
国内初の取り扱いとなる仮想通貨の例では、3月にBITPOINTで取引が始まったトロン(TRX)の価格は3倍に上昇しました。
オントロジーは板取引が行われるということで、海外交換業者とのアービトラージも期待できます。
取り扱い日は未定ですが、取引が盛り上がる可能性は高そうです。