こんにちは、注文が入らず困っている児山です。

さてさて、ビットコインは早朝に100万円まで急落しましたね。

 

◇ビットコイン/円(BTC/JPY) 15分足チャート

 

FXでは急落の翌日早朝にこういった値動きが起きやすいのですが、ビットコインでもこういった値動きが起きるようになったのかと少し驚きました。

では、まずは主要取引所の安値をチェックをしてみましょう。

bitFlyer coincheck QUOINEX Zaif BTCBOX bitbank GMOコイン
1,015,000 997,000 690,629 101,000 1,033,644 1,000,000

1,000,663

 こうみると、100万円手前が安値基準とできそうですが、QUOINEXが69万円と異常に安くなっています。

同社は12月にスプレッド100万円事件がありましたので、極端な値が付きやすいのかもしれません。

個人的には、16日夕方のbitFlyerFXのサーキットブレイカー4連発のインパクトが凄すぎて、100万円まで下落したことはあまり驚きませんでした。

 

出所:bitFlyerFX

 

ちなみに、こちらの本日の安値は112万円台と相変わらず10%ほど現物価格より高くなっています。

さて、今回の急落はアルトコイン市場でも激しい下落が発生しました。

特にリップル(XRP)は先週250円ほどでしたが、安値は80円台と3分の1に。同じく日本人投資家に人気のネム(NEM)も170円から一時70円台へと半値以下に暴落しました。

これらの暴落を受けて、有名ブロガーであるイケダハヤト氏の個人資産も大きく減少した模様。

 

うーん、どういうポートフォリオなのか気になりますね。

何がどこまで戻ったら、プラスになるのでしょうか。

同士に関わらず、直近のリップルの上昇で大きく収益を上げた人は資産が半分になってしまった人もいるようで、マーケットには悲壮感が漂っているように感じます。

 

ビットコインの売買も閑散としており、たまに大口が数十枚の注文を入れるものの、基本的には0.○○などの1BTC以下の注文が並んでいる状況。

2016年末から盛り上がった仮想通貨市場ですが、ビットコインは高値から半値以上、値幅にして130万円もの下落となりました。

12月から年末年始にかけての新規参加者と新規投資の波も一巡し、マーケットにはポートフォリオを痛めた投資家が多数。ここから買っていく余力がある人はどれだけいるのでしょうか。

 

今朝の急落で目先の下はやり切ったように見えますので、本日の東京で安値を確認。欧州市場で当日高値を越えてくるくらいの戻りはあるとみていましたが、その勢いもなく押し戻される始末です。

こうなると、時間が経つにつれ再び110万円あたりまで押し戻されてしまいそうです。安値を割るほどの余力が今度はあるのかどうか疑問ですが、まだまだ下値余地はあるとみて相場に臨んだ方が良さそうです。

 

個人的には、150万円を割り込んだ時点でトレンドは完全に下落へと変化。1,2月中に70万円台まで下落余地があるのではないかとみています。

 

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