ビットコインが100万円を突破してから送金手数料の高さが目立つようになってきました。

ビットコイン決済を行ったら、ただただ損をしてしまうという事例の方が多いのではないでしょうか。

送金手数料が高いのにビットコインを送金で使う人がいるのかというと、アービトラージ取引を行う人がいますので、むしろ減るどころか増加してきています。

実需というよりも投機的といえるかもしれませんが、こういった需要がある限りは実生活においてビットコインの送金・決済需要が破綻したとしても、一定の買い需要は残ると言えるでしょう。

国内取引所のビットコイン送金手数料比較

さて、国内の主要取引所のビットコインの送金手数料をまとめてみました。

取引所 送金手数料 スピード 売買手数料/スプレッド
bitFlyer 0.0008BTC 無料
coincheck ※0.001 BTC 無料
QUOINEX 無料 × 無料
Zaif 0.0001BTC以上選択可 maker -0.05%、taker -0.01%
BITPoint 無料 無料
GMOコイン 無料 スプレッド:30,000円
bitbank 0.001 BTC 無料
DMM Bitcoin 未確認 未確認 スプレッド:50,000円

※コインチェックユーザー間の送金手数料は無料

 

以外にも送金手数料が無料の取引所が多いことが分かります。

しかし、ビットコインが130万円時に0.001BTCの手数料となると1,300円も掛かりますから、アービトラージ取引以外に利用できませんね。

 

手数料を加味すると、BITPointとQUOINEXが安いですが、QUOINEXは送金時間が半日~2日ほど掛かることが難点。

それを考えると、BITPointでの送金が一番良さそうです。

ちなみに、どの取引所でも送金時にはマイナーに手数料を支払っているのです。

つまり、『送金手数料無料』としている取引所は本来ユーザーが支払うべき手数料を肩代わりしていることになります。

無料はありがたいですが、取引所の収益が圧迫されないか心配ですね。。( ゚Д゚)

ちなみに、bittrexやbinanceなどの海外取引所の送金手数料は0.001BTCが相場ですが送金スピードはそれほど時間が掛かった経験はありません。

マイナーへの取引手数料は常に変化しており、取引所はその時々にそれなりのスピードで送金できるように調整しているようです。

 

◇総取引手数料(BTC)

blockchain.info

 

また、送金の際は『未確認取引』を必ず確認することにしましょう。

大まかな目安として、10万件を超えるとやや遅延。20万件を超えると、かなり時間が掛かると思っていた方が良いです。

ただ、3承認で送金できるBITPointは20万件以上の時でも1時間以内に着金したことがあります。BITPointが送金状況を見ながらマイナーに支払う手数料調節しているのかもしれませんが、送金時に活躍してくれることは間違いありません。

 

参考になりましたら幸いです。

売買手数料などの全ての手数料を比較した比較表はこちら

 

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