伸び悩むビットコイン、レンジ相場継続か

200日移動平均線を挟む小動き

昨日のBTC相場は上昇後、小反落。FOMCでのテーパリング終了前倒しおよび速いペースでの利上げといった概ね市場予想通りの決定を受け米株に買い安心感が広がると、BTCも朝方にかけてバイ・ザ・ファクト（Buy the Fact）気味に4万9000ドル（約560万円）台まで上昇。200日移動平均線上抜けた後は伸び悩んだが、日中は、VISAやPaypal、Mastercardなどの決済大手会社による今後の暗号資産エコシステムへの参入意欲が米調査会社モフェットネイサンソンの顧客向けメモで明らかになったこともBTCの下支えなってか、同線近辺で底堅い推移となった。

ただ海外時間に入り、200日移動平均線を下回った後、ロシア中央銀行による同国内での暗号資産投資を禁止する方針の検討がロイターにて報じられた。さらに米株が下げに転じる展開となったこともあってか、BTCはじり安となり、今朝方にかけて4万7000ドル（約535万円）台へと反落した。

足元では、一時4万8000ドル（約545万円）付近までを回復するなど、再び200日移動平均線の水準を窺う展開となっている。 

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