ポイント

・46,000ドルを挟んでのもみ合い
・停戦ムード後退でリスクオフも原油高・インフレ懸念でBTCは反発
・水曜深夜のFOMC議事録や来週火曜日のCPIとインフレに関するイベントが続く
・イベント前後で200日移動平均線トライか

昨日のBTC相場

昨日のBTC相場はもみ合い推移。朝方4万7000ドル(約575万円)台に上昇するも失速、昨晩は4万5000ドル(約550万円)台に下落するも反発、概ね4万6000ドル(約565万円)を挟んでのレンジ取引に推移した。

トルコのエルドアン大統領の首脳会談の提案や、ウクライナ交渉団がロシア側は同国の提案に対し一定の理解を示したとコメントしたこともあり、BTCは土曜日に4万7000ドルにワンタッチしたが、その後は交渉に目立った進展が聞かれない中、上値の重い展開が続いた。

月曜日のCMEの先物開始に先立ち上昇、先物市場が下方向に窓を開けてオープンすると、反落して窓を埋めた。

日中は、ロシア軍が撤退したキエフ近郊で非人道的行為があったと米国やウクライナが避難、EU内でもドイツなどが継続している天然ガスの輸入を完全に止めるべきとの議論も出る中、BTCは上値の重い展開が続いた。

Eマスク氏がTwitterの株式9.2%を購入して筆頭株主になったとの報に、Dogecoinが急騰したが、すぐさま反落、BTCに与える影響は限定的だった。

その後、停戦ムードの後退もあり米株が安寄りする中、BTCは4万5000ドル台へ下落するが、情勢の悪化を受け原油価格が上昇、インフレ懸念が高まったこともあり、4万6000ドル台半ばまで反発している。


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