ポイント

・2万5000ドルトライに失敗
・米株3連騰、アルトコイン上昇もあり上値トライ
・バイデン大統領、再びコロナ陽性、米株先下落、今朝方失速
・今のところBTC相場は堅調だが、CPIやジャクソンホール辺りが転換点として注意

週末のBTC相場

週末のBTC相場は高値圏でのもみ合い。金曜日未明に2万4000ドル(約320万円)台乗せに成功すると、土曜日から日曜日にかけて2万5000ドル(約335万円)トライするも失敗。今朝方は2万3000ドル(約310万円)近辺に値を下げている。

木曜日発表の米GDPが2期連続でマイナス成長になったが、利上げペース後退観測でリスクオンとなる中、BTCは24,000ドル台に上昇。

その後も、米株クローズ後のアマゾン・アップル社の決算発表も好感され底堅く推移した。

Deribit のオプション期日後、やや上昇するも、出金を停止、債務再編を目指していたBabel Financeが自己取引で2.8億ドルの損失を出していたとThe Blockが報じ、BTCは値を落とした。

上記ハイテク2社の決算などを好感して米株が上昇して始まるとBTCは切り返したが、CME先物7月限の最終取引時間辺りでピークアウトすると、しばらく上値の重い展開が続いた。

しかし、ETHが1800ドルをトライ、Polygon(MATIC)やPolkadot(DOT)などアルトコインに物色買いが続く中、BTCも連れ高となり24,000ドル台後半に値を伸ばした。

しかし一目均衡表の雲の上限である25,000ドルを前に上値を重くすると、一時は回復したバイデン大統領が再びコロナ陽性となり、リスクオフ気味に失速、今朝方は米株先物がオープン後値を下げる中、BTCは23,000ドル近辺に値を下げている。


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