ポイント
・2万4000ドル台乗せ
・米GDPは2期連続の前期比マイナスで「テクニカル・リセッション」入り
・利上げ観測後退で米株上昇・リスクオン
・本日は上昇しやすそうだが、このリスクオンは長続きしないか
昨日のBTC相場
昨日のBTC相場は続伸。未明のFOMCで21,000ドル(約285万円)台から2万3000ドル(約310万円)台まで反発、今朝方にかけては2万4000ドル(約320万円)台乗せに成功した。
BTCは、買い材料一服感やFOMCに向けたポジション調整もあり先週付けた2万4000ドル台から2万1000ドル割れまで値を下げていた。
注目のFOMCで事前予想通り75bp利上げとなり、続くパウエル議長の記者会見で「いずれ利上げのペースを落とすのが適切になる可能性が高い」としたことが好感され、2万3000ドル台に反発、日中は2万3000ドル近辺でのもみ合い推移が続いた。
海外時間に入ると、注目の第2四半期の米GDPが前期比年率換算で予想+0.5%に対し、―0.9%とマイナスに転じ、これで第1四半期と合わせて2期連続のマイナス成長となり、一般的なリセッションの定義に当てはまってしまった。
これを受けBTCは一旦はリスクオフ気味に下落、その後オープンした米株も値を下げたが、リセッション入りで利上げ観測が後退、米長期金利が大きく低下したことを好感して米株は反発、更にディーズ国会経済委員長が労働市場が堅調なのでこれはリセッションではないとする中、BTCは反発に転じた。
2万4000ドルにワンタッチした後、一旦下押したが、今朝方アマゾンやアップルの好決算を受け2万4000ドル近辺に値を戻している。
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