ポイント

・2万1000ドル台まで急反発、底固めに成功
・レイバーデイ明けのリスクオンの流れに追い付いた格好
・9月75bp利上げは織り込み済みで米CPIも影響は限定的か
・2万2000ドルに乗せられるかが焦点

週末のBTC相場

週末のBTC相場は大きく上昇。1万9000ドル(約270万円)台前半のもみ合い圏を上にブレークすると、2万1000ドル(約300万円)台まで上昇した。

レイバーデイ明け初日、米株の下げを受け1万9000ドルを割り込んだBTCは、水曜日・木曜日と米株が反騰する中、やや回復するも1万9000ドル台前半で上値を重くしていた。

金曜日の朝方からSolanaやADA、XRPといった時価総額上位のアルトコインが強含む中、BTCは1万9000ドル半ばで上げ渋っていたが、上昇が一服していたイーサリアムクラシックが再び上昇に転じると、BTCはショートカバーを巻き込みながら2万ドル台まで上昇、海外時間に入ると2万1000ドル台まで上昇した。

ユーロドルやドル円でドルが反落したことや、米株先が堅調に推移したこともBTC買いをサポートしたか。

その後も、ウォラーFRB理事が9月FOMCでの75bp利上げを支持する姿勢を示したことで、FF先物の同利上げ織り込みが90%に達し、13日のCPIでは反落への懸念が後退したこともあり、BTCは底堅く推移。

MicroStrategyが新たなBTC購入のために5億ドルの新株発行を準備していることも好感され、2万2000ドルをうかがう展開となっている。


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