麻生財務大臣 G20欠席の可能性浮上
森友学園問題が非常に大きなかたちに進展して決着が決まりました。
佐川長官の辞任は確定、麻生財務大臣の進退について、議論が続いているようです。
麻生財務大臣は辞任に否定的なコメントを残しておりますがどうでしょうか。麻生さんは金融業界にとっても非常に重要な政治家です。
仮想通貨に対しても規制ではなく、技術革新と発展を臨んだ規制強化へ意欲を示して頂いており、仮想通貨業界に取っても麻生さんの辞任は打撃となるでしょう。
来週のアルゼンチンで開催されるG20 財務大臣・中央銀行総裁の会合は欠席方向で検討と毎日新聞が報じております。
これもまたドイツとフランス発信の世界的な枠組み、草案が提示される場に日本のトップが居ないのもマイナス要素です。
今後の動向に注目ですが、引き続き小動きの展開が続きそうです。
ビットコイン円(BTC/JPY)日足チャート
出所:GMOコイン
ビットコインの日足です。
Bloombergからの報道にて、マウント・ゴックス破綻の管財人を担当している小林弁護士が市場でBTCを売っている事実が発覚し、先週末は下落に転じました。残るビットコインの枚数は16万枚もあるようでこれは仮想通貨市場の重しとなるでしょう。この売りを吸収するには、数ヶ月ほどかかるかもしれません。
ただ100万円を割り込んだ割にはそこまで下値を掘り下げること無く、小動きの展開が続いております。
12月から続いている下落トレンドにて、短期的なポジションは一掃されている証拠の一つであると考えております。
今後ネガティブなニュースが出てもそこまで下値を掘り下げることはなさそうです。
来週のG20の通過を待つ展開となるでしょう。
目先のターゲットは125〜130万円のレジスタンスゾーンでしょうか。
ここは簡単には抜けていきそうにもありません。到達は4月以降となるでしょう。
売買戦略としては、
80〜100万円ゾーンでは買いを。
100〜130万円ゾーンでは売りを。
レンジ相場がもう2〜3週間続く方向で考えております。
テクニカル的にも、この値動きがもうしばらく続きますと、さらにボリンジャーバンドがさらにスクイーズとなり、しぼんで行きます。
次の大きな上昇トレンドに向けて動き出すためには、よい充電期間と捉えて良いでしょう。
打診買いをしてチャンスを待つ時期としてはよいタイミングではないでしょうか。
※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。