ポイント

・2万ドル台へ上昇
・一目均衡表の雲の下限を上抜け、トレンド転換へ第一関門突破
・きっかけは弱い経済指標を受けた米長期金利低下とドル売り
・FRBの利上げペース鈍化観測もあり従来と違った展開も

昨日のBTC相場

昨日のBTC相場は上昇。1万9000ドル(約285万円)台で上値を抑えられていたが、海外時間に2万ドル突破、しばらく続いていた1万9000ドル台でのレンジ相場を上抜けた。

BTCは、月曜日に一目均衡表の雲の下限にあと100ドル強まで迫るも上値を抑えられると、1万9000ドル台前半でのもみ合い推移が続いていた。

そうした中、CFTCのロスティン・ベナム委員長が月曜日のイベントでETHは証券ではないと明言したが、ETHも反応できずにいた。

為替市場でも、75bp利上げが見込まれるECB理事会を明日に控えたユーロが強い独IFOを受けても反応できず、全体的に膠着感が広がっていた。

そうした中、米住宅指標が弱く出ると米長期金利が下落、ドル売りの流れとなりユーロが上昇、BTCも上昇した。

続いて消費者信頼感やリッチモンド連銀製造業指数も弱く出るとドル売りの流れは続き、BTCも上昇するも2万ドルを前に上値を抑えられたが、コカ・コーラやGMの好決算を受け米株が上昇を続けると2万ドル突破に成功した。

Eマスク氏が28日までにTwitter社買収を完了するとしたことを受け、2万ドル台半ばまで上昇、その後、若干売られるもレジスタンスだった2万ドルでサポートされている。


【新着・関連記事】

・今日の見通し|本日のBTC相場は底堅い展開を予想
【必見】ビットコインのレバレッジ取引で利益を出すために知っておきたいポイント
ビットコインのレバレッジ取引は楽天ウォレット|おすすめポイントや口コミを紹介