ポイント

・2万ドル台でのもみ合い
・一目均衡表の雲の上限にドル建て価格は抑えられるが、ドル高円安で円建て価格は横ばい
・FOMCはタカ派だったが市場はこなした印象
・今後の利上げはインフレ次第で、先行指標である今晩の雇用統計ががより重要に

昨日一昨日のBTC相場

昨日一昨日のBTC相場はもみ合い推移。ドル建て価格は2万ドル(約295万円)台半ばからやや値を下げたが、ドル円相場が上昇、円建てで見るとほぼ横ばい推移となった。

1日発表されたISM製造業景況感指数が好不況の分かれ目となる50を何とか上回ったこともあり、FOMCを前に低下していた米長期金利が反発、ドル円相場も反発する中、1日から2日にかけて円建てのBTC価格は底堅く推移していた。

MoneygramのアプリでBTC・ETH・LTCの購入が可能となり、LTC価格が急騰したが、BTCへの影響はあまり見られず、一方オプション取引で圧倒的シェアを誇るDeribitでハッキング被害が若干相場の重石となったが、同社取引はデリバティブが主であり、こちらも相場への影響は限定的だった。

3日未明のFOMCでは予想通り75bpの利上げで声明文で若干利上げペースに触れられていたことからドル売り、BTC買いが出たが、続くパウエル議長の会見がタカ派な内容で、米2年債金利が上昇、ドル買い・BTCの流れで2万ドル近くまで値を下げた。しかし、円建てBTC価格は、ドル円の上下とBTCとの上下とが相殺する形でほぼ横ばい推移となった。

3日の海外時間に入り欧州株が下落、事前予想通りながら英中銀が75bpと利上げ幅を拡大したこともありBTCは再び2万ドルをトライしたが、サポートされている。


【新着・関連記事】

・今日の見通し|本日のBTC相場は底堅い展開を予想
【必見】ビットコインのレバレッジ取引で利益を出すために知っておきたいポイント
ビットコインのレバレッジ取引は楽天ウォレット|おすすめポイントや口コミを紹介