ポイント

・3万ドル台でダブルトップ
・マイクロソフトとの提携でAptosトークン急騰
・SEC控訴予定でXRP失速もBTCは下げ渋る
・本日のCPIでレンジ上抜けが本物か試されるか

昨日のBTC相場

昨日のBTC相場は高値圏でのもみ合い。レジスタンスだった2万9500ドル(約415万円)を上抜けると、一時3万ドル(約430万円)台まで上昇。同水準でダブルトップを付けて失速するも2万9500ドル近辺で下げ渋った。

ウィリアムズ・ハーカー両連銀総裁によるハト派発言や、ARKのウッド氏・ギャラクシーのノボグラッツ氏らによるETF早期承認予想、そしてPaypalのステーブルコイン参入などウォール街の参入、Moody’sの銀行格下げによる金融不安の再燃懸念など好材料が続き、BTCはレジスタンスだった2万9500ドルを上抜ける一時3万ドル台に乗せた。

しかし、同水準での戻り売りに押し返され、またFRBが暗号資産やステーブルコインに関わる銀行の監督を強化すると発表したことも嫌気されてか、2万9000ドル台後半に失速した。

本日のCPIを控えアジア時間は小動きに終始したが、海外時間に入ると旧フェイスブック社のLibra(現Diem)開発者らが立ち上げたAptos Labsがマイクロソフトとの提携を発表、同社が発行するAptosトークンが急騰し、BTCも3万ドル台を回復した。

しかし、前回高値を更新できずに失速すると米株の下落にも押され小さなダブルトップを形成、一時2万9500ドルを割り込んだ。

また、今朝方はSECがリップル裁判で控訴を予定していると報じられXRPが売られる局面も見られたが、BTCは2万9500ドル近辺で下げ渋っている。


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