ビットコイン週後半投資戦略

今週もBTCは上昇しては下落が繰り返される相場が続いております。

 

例のマウント・ゴックスの管財人弁護士からのウォレット移動が一昨日から断続的に続いており、仮想通貨市場が下落しました。

今年3月6日の報告書によると、現在マウント・ゴックスが債権者に返金しなければならない金額は456億円になります。

すでに売却されている金額がおよそ430億円前後ですので、弁護士報酬、その他の費用を考慮しても、これらの売り注文はもう間もなく止むのではないかと考えております。

 

マウント・ゴックスが今回長く続いた裁判を終わらせるには、これらの債務整理が片付けば自社オークション方式にて売却できる可能性が出てきます。

 

現在のマウント・ゴックスのウォレットに残っているビットコインはおよそ13万BTC。

この1ヶ月半で3万BTCを処分しており、ペース的にはかなり早くなっています。

仮に全て市場に売却しなければならない場合、あと6〜7ヶ月間かかることになります。

この判断では大きく市場に影響を与えますので今後の動向には注目でしょう。

ビットコイン円(BTC/JPY)日足チャート分析

出所:DMM Bitcoin

 

ビットコイン円のFXチャートです。

先週の安値を割り込んできておりますが、この時の下落もマウント・ゴックスからの売りになります。

この1〜2日前に大きくウォレット間でBTCの移動があったことを考えると間違いないでしょう。

今週のウォレット間の資金移動も同じように行われておりますので、移動を終えたあとにやはり下落をしました。

 

先週の値動きを考えると、月曜〜火曜に移動して売却。その後、売却を終えると市場が回復。土日休みを挟んでまた月曜日からウォレット間を移動しております。

 

この行動が繰り返されているように感じ、もしかしたら来週も同様の行動に出るかもしれません。

押し目買いをする場合は週後半から。売却は週末のうちにといった短期的な戦略をとると良さそうです。

 

今回の値動きは完全に実需からくる値動きですので、テクニカル上はあまり参考にならないかもしれません。

ボリンジャーバンドの±2σをベースに基本レンジ相場が継続するのではないかと考えております。

現物取引よりもビットコインFXのほうが当面効率が良いのではないでしょうか。

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※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。