FXといえばドルやユーロなどの法定通貨を売買する取引としておなじみですが、ビットコインをはじめとした仮想通貨でもFX取引ができることをご存じでしょうか?

FX取引は現物取引にはない、レバレッジなどのメリットが魅力的です。

本記事ではビットコインFX(仮想通貨FX)の取引について解説するとともに、取引所の選び方をご紹介します。

ビットコインFX(仮想通貨FX)とは

主な特徴

通貨の取引は大きく分けて現物取引と証拠金取引に分かれ、現物取引は一般的な通貨の取引のことです。

証拠金取引はFX・先物・信用の3種類にさらに分かれ、その中でFXは「差金取引」であることが最大の特徴です。

FXというとドルやユーロなど法定通貨を売買するイメージをお持ちの方も多いでしょう。1ドル110円で買って111円で売れば1円が為替差益になります。

通貨の為替レートの差額で利益を狙うのがFX取引です。そのため買いと売りの最終的な差額を決済するという点が特徴です。

法定通貨のFX取引は日本でもすっかりメジャーになりましたが、現在は仮想通貨でもFX取引が可能になっているのです。

現物取引との違い

現物取引では、買いでも売りでも仮想通貨の移動が伴います。

例えばビットコインを5万円分買うなら、実際に日本円の口座から5万円引き落とされ、取引所の口座に5万円分のビットコインが入金されます。

それを7万円で売却すれば、7万円分のビットコインが取引所の口座から引き落とされ、日本円の口座に7万円が振り込まれます。

FXは差額取引であるため、買いと売りの差額であるプラス2万円だけが動くというのがポイント。上記5万円や7万円という数字が実際に動くことはありません。

ビットコインFX(仮想通貨FX)のメリット

売り(ショート)ポジションから取引が可能

投資は通常の場合、買いから入って売却して決済することがほとんどです。しかし、仮想通貨FXは売りから入ることも可能です。

これがどういうことかと言うと、例えばビットコインが下落すると予測した時点で売りポジションを持ち、予想通り下落すれば、安く買い戻すことで差額が利益になります。
現物取引では買いから入ることになるため、通貨上昇を見越して取引するのが通常です。

しかしFX取引なら通貨が下落するときでも利益を獲得するチャンスがあります。

ちなみに仮想通貨FXはもちろん、ドル・ユーロを取引する従来のFXでも売りポジションから入ることができます。

レバレッジを活用することで元手が少なくても取引可能

FXにはレバレッジという仕組みがあり、資金よりも大きな規模の取引が可能です。

例えばビットコイン1枚でレバレッジ5倍をかけると、ビットコイン5枚分の取引ができます。

資金は1枚分しかなかったとしても、5枚分のレート変動の利益を受け取れます。

このように、レバレッジは「てこ」のようなイメージです。少ない資金で大きな利益を生み出すチャンスがあります。

ただし利益が増えるのも早いということは、損失が増えるのも早いということ。

予想と反対の方にレートが動けば、レバレッジをかけた場合どんどん損失が膨らむことになります。

高いレバレッジをかけることは危険と隣り合わせのため、適切なレバレッジにおさえておくことが必要です。

最初のうちは2~3倍程度にしておくことをおすすめします。

注意するべきポイント

追証とロスカット

FX取引で損失が一定の水準以上に膨らむと、保有しているポジションが強制的に決済されます。このことをロスカットといいます。

レバレッジを高くしすぎたり、レートに通常以上の急変動が起きたりしたときは、ロスカットで入金した証拠金がゼロになってしまうことも。

そうなる前に、損切りをすることが必要です。

また、証拠金がゼロを通り越してマイナスになると、追証といって追加の証拠金を入金しなければならなくなるリスクもあります。

ボラティリティ

ボラティリティとは価格変動の激しさのことです。

ボラティリティの高い通貨は損失の拡大も早いため、初心者の方にはリスクが大きく、トレードに慣れるまでは避けることが賢明でしょう。

マイナーなアルトコインはボラティリティがかなり高くなる傾向がありますので充分注意しましょう。

ビットコイン・リップルなどのメジャーな仮想通貨も、円やドルなどの法定通貨に比べればボラティリティは高くなっています。

ビットコインFX(仮想通貨FX)が利用できるおすすめの取引所

適切な取引所を選ぶために、以下5つのポイントをおさえておきましょう。

  1. ①    手数料がリーズナブルである
  2. ②    セキュリティがしっかりしている
  3. ③    アプリが使いやすい
  4. ④    取扱通貨の数が豊富
  5. ⑤    流動性・取引高が多い

FX取引はトレード回数が現物より多くなりがちなため、手数料が安いことは重要です。

仮想通貨であるためハッキングなどへの対策が求められることは言うまでもありません。

アプリの使いやすさや取扱通貨の豊富さで優れていると、FX取引を拡大しやすくなります。

 

<本記事ご協力>

ビットコインなどの仮想通貨をまとめたメディア『FinAlt』が提供

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※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。