アルトコイン市場の活況を受けて、ビットコインも堅調に推移しています。

5月に市場最高値を更新しまして、あっという間に7万円も上昇しました。

15万円を突破してから、22万円まで一直線です。

この1年、ビットコインは市場最高値を更新すると、一気に走る傾向あります。

ダウ理論が綺麗に決まるかたちです。株や為替市場と違いまだまだ若い相場で、流動性が低いマーケットですので、高値を更新すると勢いが付き、買いが買いをを呼びやすいのでしょう。

 

さて、ビットコイン円(BTC/JPY)の分析をしたいと思います。


RSI14はオーバーシュート

■出所:BITPoint(ビットポイントジャパン) レバレッジ取引・デスクトップツール MT4チャート

 

ビットコイン円の日足です。

テクニカル指標は、RSIとADX分析をしてみました。

株や為替より明らかにボラテリティ(値動きの幅)が高いので、常識的な数値より許容幅を大きくしなければなりません。

 

RSIのパラメータとしては、9ではオーバーシュートし過ぎて使い物にならないことが多いので、暗号通貨トレードの際はRSI14がおすすめです。

それでもオーバーシュートの幅が尋常ではありません。

RSI14は+30~70ゾーンをあまり外れることはないのですが、ビットコイン円の場合は毎度のように外れます。ですから、+20~80ゾーンで判断することが多いです。

現在のビットコイン円日足チャートでは、RSI14が80%ラインを超えてから少し下落をしております。

まだまだ買われ過ぎのシグナルが点灯中です。相場が熱狂状態のため、もう数日は様子見が良いでしょう。

 

またADXも下落基調にあります。上値を多少伸ばした程度では、下向きのままです。

次の高値更新時は、RSI14でもダイバージェンス発生が濃厚ですので、ここからの買いはしばし控えるべきではないでしょうか。

 

利食いを優先したほうがよさそうです。