こんにちは、佐東 花美です。

自己紹介を兼ねて私自身がどんな投資を行っているのか、前回(ご挨拶)の続きを書いていきます。

 

投資に興味のないまま社会人生活を送り、月日は流れて、2013年の春。

仕事で仲良くなった女性の先輩と、六本木ヒルズ周辺で頻繁にランチをしていました。

 

六本木、麻布界隈は美味しい店も多く、美人でオシャレな先輩とのランチは楽しかったのですが、一点問題がありました。

彼女は、1回のランチで千円〜3千円もかかるお店を選ぶのです。

私は金銭感覚の違いに戸惑いながら「先輩、ランチにしては高すぎます。せっかくいただいている給与が食費に消えてしまいます。」と伝えました。

先輩は「私は給与で生活してないの。」と言いました。

彼女は一見すると普通の勤め人ですが、事業用不動産や株式投資で自己資金を運用する投資家の顔も持っていました。

当時は、アベノミクス相場で株価は上がっていったので、彼女も絶好調でした。

そんな人もいるのかと、驚き、記憶には残りましたが、自分とはかけ離れた世界のようで気に留めませんでした。

 

その後、転職して、仕事はこれまでの経理だけでなく財務の分野に携わるようになります。

会社の資産運用を担うことになるのに、自分は何もわかっていないことに焦り、責任も感じて、義務感から学び始めました。

証券会社が主催する法人担当者向けのセミナーにも通うようになります。

内容は、市況の解説、ポートフォリオ構築、リスクの種類、格付、金利、指標、他の法人の資産運用動向、運用戦略、具体的な商品、会計処理方法、等でした。

聞き慣れない言葉が出てくる度につまづいて、上司に相談しながら、PCで調べて、勉強をしていくうちに、面白く感じるようになりました。

もともと政治や経済には興味があったので、それらと関係してくる金融を面白いと思うのも自然かもしれません。

私は、投資に興味がないというよりは、あまりに知らなかったのだと思います。(今でも知らないことだらけですが。)

2012年には日本の10年国債の利回りは1%を切っていて、日本国債に頼った資産運用はもう限界を迎えていた時期でした。

 

ある日ふと、仕事のスキルをプライベートに生かさないともったいないと思いました。

そして、会社は守りの運用だけど、自身の投資は攻めである必要があると考えました。

守るほどの資産なんてないですし、サラリーマンとして定期収入があるので、ダメだったらまた稼ごうと決めました。

コツコツと着実に増やす方法もあるかとは思いますが、どこかでリスクをとることで加速させることもできますね。

ただ、もしも、自分が完全歩合制の営業マンや経営者だったら、もしも、受け継いた資産があったら、もっと違った投資方法を選択したと思います。

 

純粋なる好奇心からFXを再開し、ファンダメンタルズも勉強しながら、現在はスキャルピングという超短期売買とデイトレの短期売買で差益を狙う取引をメインに行っています。

会社を退職したいま、贅沢はできませんが、トレーダーとしてようやく生計を立てられるくらいになりつつあります。

ただし、いつ何時どうなるかはわかりませんので油断はできません。

 

2015年からは、ビットコインの取引も行うようになりましたので、このコラムはそこで経験した様々な体験をメインにお伝えできればと思っています。

これからどうぞよろしくお願いいたします。