Original Article:【ビットコイン(BTC)】4000ドル上抜け、利食い売りに警戒:仮想通貨価格分析
ビットコイン(BTC)の対ドル相場は、年末年始にかけて横ばい推移。心理的節目となる4000ドル周辺で推移していましたが、1月6日は6.6%高となり同水準の上抜けに成功しています。
移動平均線&RSI
2日には、21日移動平均線が34日移動平均線をおよそ2ヶ月ぶりに上抜けし、ゴールデンクロスを示現しています(第1図)。
一方、昨日6日には13日移動平均線が21日移動平均線を割り込んでいます。
昨年末より鈍い値動きとなっていましたが、21日移動平均線がサポートとしてよく機能しているようで、6日は同水準周辺から急伸し終値(4168.4ドル)は55日移動平均線の上抜けに成功しています。
第1図:BTC対ドルチャート(13、21、34、55日移動平均線&RSI)
出所:Trading ViewのBTC/USDチャートより作成
一目均衡表
一目均衡表では、均衡表と遅行線が好転しています(第2図)。
2日に転換線を上抜けすると、今度は同水準がサポートとなり、6日に反発した格好です。
同日には、およそ2ヶ月ぶりに雲(抵抗帯)下限の上抜けにも成功していますが、この先は雲に相応の幅があり、上値が重くなる展開も予想されます。
第2図:BTC対ドルチャート(一目均衡表)
出所:Trading ViewのBTC/USDチャートより作成
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドは、先週から足元の相場が横ばいになったことで収縮しています(第3図)。
6日にはセンターライン(20日移動平均線)を上抜け、終値(4168.4ドル)をアッパーバンド(+2σ:4230.57ドル)周辺につけました。
一方、6日の上昇はボラティリティブレイクアウトを示現するほどの勢いはなく、この先はセンターライン周辺まで相場が戻ることも予想されます。
第3図:BTC対ドルチャート〈ボリンジャーバンド(20、±2σ)〉
出所:Trading ViewのBTC/USDチャートより作成
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