ビットコイン(BTC)の「ジェネシス・ブロック」誕生からちょうど10年が経過した4日、時価総額10位のトロン(TRX)を除いて、主要仮想通貨20種はほぼ全面安の展開となった。ただビットコインに関しては、「テクニカル的に見れば底をついた」という見方も出ている。

ビットコインは執筆までの24時間で2%以上のマイナス。3828ドル付近で推移している。

引用元:TradingView 「ビットコイン(BTC)/米ドルの推移(5日間)」

ただ、テクニカル的に見て今が底という見方も出ている。3日のブルムバーグは、主要仮想通貨で構成した「ブルームバーグ・ギャラクシー・クリプト・インデックス」が「連続で買いサイン」を出しており、9月以降、最長を記録したと報道。とりわけイーサリアム(ETH)の上げ幅が大きいという。

eToroのシニアアナリストであるマティ・グリーンスパン氏は、「テクニカル分析で見れば、チャートは天井というより底に近いことが容易に見て取れる」と話したそうだ。

先日、時価総額でリップル(XRP)を抜き2位の座を奪還したイーサリアム(ETH)も下落している。過去24時間で3%下がり、現在149.5ドル付近で取引をしている。

引用元:TradingView 「イーサリアム(ETH)/米ドルの推移(5日間)」

4日はイーサリアム(ETH)にとって好材料が相次いだ。仮想通貨取引所のバイナンスは、リニューアルして立ち上げたローンチ・パッドで「今年は毎月1回はトークンを上場させる」と発表。イーサリアムを基盤にすることが多いICO市場の需要を見込んでいると見られる。

また、エストニアの仮想通貨取引所DXエクスチェンジが、イーサリアムのブロックチェーン規格であるERC20を基盤にして、フェイスブックやアップルなどの株をトークン化して発行すると報じられた。

リップル(XRP)は2.7%以上下落。0.36ドル付近で推移している。

引用元:TradingView 「リップル(XRP)/米ドルの推移(5日間)」

3日に仮想通貨取引所OKExが、デリバティブ取引の 「永久スワップ」にリップル(XRP)など7種のペアを追加すると発表ものの、相場の反応は限定的だった。

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