*本稿は1月14日にFinAltに掲載された記事のため、日時の文言を一部変更しております。

ライトコイン(LTC)の対ドル相場は、6から9日にかけて心理的節目となる40ドルの上抜けを試みましたが、10日には急落に転じ、本稿執筆時点(14日15:00)では31ドル周辺で推移しています。

移動平均線&RSI

12日には、34日移動平均線が55日移動平均線を上抜けしたことで、昨年の5月以来となる4本全ての移動平均線がゴールデンクロスを示現しています(第1図)。

一方、足もと13日移動平均線と21日移動平均線が若干下向きに転じており、短期的な相場上昇の勢いに失速感も感じられます。

9日には相場の移動平均線からの乖離率が12%ほどありましたが、10日からは勢いよく急落に転じ本日までの間に4本全ての移動平均線を割り込んでいます。

RSIは、足もと45.3%で推移しています。

【第1図:LTC対ドルチャート(13213455日移動平均線&RSI)】

出所:Trading ViewのLTC/USDチャートより作成

一目均衡表

一目均衡表では、遅行線と均衡表の好転を維持しています(第2図)。

相場は、7日から9日の間、雲(抵抗帯)上限(39.746ドル)周辺で揉み合った末下落に転じ、転換線と基準線を割り込んだ格好です。

【第2図:LTC対ドルチャート(一目均衡表)】

出所:Trading ViewのLTC/USDチャートより作成

ボリンジャーバンド

5日から9日の間に拡散したボリンジャーバンドは、9日以降ある程度一定の幅を維持しています(第3図)。

6日にアッパーバンド+2σを上抜けし、ボラティリティブレイクアウトを示現した相場は、その後上げしぶり上昇バンドウォークとはなりませんでした。

10日にはセンターライン(20日移動平均線)を割り込み、13日にはロワーバンド-1σ(30.728ドル)周辺まで相場が下落しましたが、本日は同水準周辺から反発しています。

【第3図:LTC対ドルチャート〈ボリンジャーバンド(20、±1σ±2σ)〉】

出所:Trading ViewのLTC/USDチャートより作成

出来高&フィボナッチ・リトレースメント

昨年末から短期上昇トレンドを確認していた出来高ですが、10日には突発的な相場の下落に出来高の増加が伴っています(第4図)。

一方、先週の出来高水準は、価格が押すに連れて低下しています。

相場は13日、12月14日安値(22.844ドル)と1月8日高値(42.229ドル)を起点とするフィボナッチ・リトレースメント61.8%押し(30.249ドル)で奇麗に下げ止まっており、同水準が反発のポイントとして意識されているようです。

この先は、相場の反発に出来高の増加が伴うか注目されます。

【第4図:LTC対ドルチャート(出来高&フィボナッチ・リトレースメント)】

出所:Trading ViewのLTC/USDチャートより作成

チャートポイント一覧

先週は短期間で相場が急落しましたが、テクニカル的には短期上昇トレンドの調整で売りが優勢となったとも整理できます。

今週は、足もとの水準(31ドル周辺)から反転上昇となるかどうかに注目が集まりそうです。

逆に、上述のフィボナッチ・リトレースメント61.8%押しは、かなり強く意識されるチャートポイントでもあり、同水準を割り込むと弱気相場突入のサインともなるので、今週は一層注意を要する展開となるでしょう。

足もとのチャートポイント一覧は以下の通りになります(第1表)。

【第1表:チャートポイント一覧】

出所:Trading ViewのLTC/USDチャートより作成

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※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。

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