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現地時間10月8日に公開予定のHBOの新ドキュメンタリー作品「Money Electric: The Bitcoin Mystery」が、謎に包まれたビットコインの創設者「サトシ・ナカモト」の正体に迫るとして話題を呼んでいます。
A few of you might have wondered why I disappeared. Well, I was tracking down someone else who disappeared.
Curious who’s behind Bitcoin?#MoneyElectric: The Bitcoin Mystery drops next Tuesday. It’s going to be a rollercoaster. #Satoshi https://t.co/2B17FZxkqZ
— Cullen (@CullenHoback) October 3, 2024
監督を務めるのはカレン・ホバック氏。『マネー・ショート 華麗なる大逆転 (The Big Short)』の監督として知られるアダム・マッケイ氏がエグゼクティブプロデューサーとして名を連ねています。
ドキュメンタリーではビットコインがどのように発明されたのか、サトシ・ナカモトは単独で開発を行ったのか、それとも協力者がいたのか、そしてビットコインが世界経済にどのような影響を与えているのかに焦点を当てています。
公開された予告編では、ビットコイン初期にサトシ・ナカモトからメールを受け取ったとされる暗号学者アダム・バック氏が大きく取り上げられています。バック氏はこれまでもビットコイン創設者候補として名前が挙がってきましたが、本人は否定しています。
Galaxyのリサーチ責任者アレックス・ソーン氏によると、ドキュメンタリーはレン・サッサマン氏をサトシ・ナカモトとして特定するとの噂があるようです。サッサマン氏はサイファーパンクのメーリングリストに貢献していた暗号学者で2011年に自らこの世を去っています。
現在、サトシ・ナカモトに関連付けられているウォレットには、約110万BTC(執筆時点で約9.8兆円相当)が保管されています。
サトシ・ナカモトがウォレットにアクセスできない状況であった場合、総供給量の2,100万枚の5.2%にあたる110万BTCが事実上流通しない可能性が高いことを意味し、市場に影響を与える可能性もあります。
The post 約9.8兆円分のビットコインの行方|HBOが「サトシ・ナカモト」に迫るドキュメンタリーを制作 appeared first on CRYPTO TIMES