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エチオピアは、再生可能エネルギーを活用したビットコインマイニングの分野で急速に成長を遂げています。
同国では既に600メガワット(MW)の電力がビットコインマイニングに使用されており、さらなる拡大が見込まれています。Luxor Miningの共同創設者兼COOであるイーサン・ヴェラ(Ethan Vera)氏は、エチオピア電力公社からのデータを引用して、同国のマイニング状況を報告しました。
ヴェラ氏によると、エチオピアのマイニング施設では比較的低コストで電力消費が少ないBitmainのS19J ProやCanaanのA1346などの中期マシンが使用されています。エチオピアの低い電力コストが、これらの機械の採用を促進しているとのことです。
また、エチオピアのマイニング施設では多くの場所で蒸発冷却(ウォーターウォール)システムが導入されていますが、年間の大部分では気温が低いため、必ずしも必要ではないと説明されています。
同時に、エチオピアは年内に数百メガワットの電力を追加供給する予定であり、世界のビットコインマイニング市場において重要な地位を確立しつつあります。しかしながら、エチオピア国民の40%以上が未だ電力にアクセス出来ない状況であり、電力へのアクセスはビットコインマイニングの拡大にとって依然として大きな障害となっています。
情報ソース:X
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