ビットコイン(BTC)ネットワークのトランザクション数が1月に11カ月ぶりの低水準に落ち込み、ネットワーク活動の低下を示しています。
未処理トランザクションのバックログも急減し、マイナーがビットコインノードのメンプール(トランザクションが一時的に保管されるプール)を清算するにつれて、トランザクション手数料は記録的な低水準となりました。また、土曜日にはいくつかのブロックが未処理のままマイニングされました。
1月のトランザクション数は、過去最高の月間トランザクション数を記録した2024年10月から43%以上の減少を記録しています。
そうした中、メンプールの枯渇とビットコインの価格上昇のつながりに注目が集まっています。
ビットコインのメンプールの枯渇は2年ぶりの出来事ですが、当時のビットコイン価格は約2万3000ドルで推移していました。そして現在、10万ドル前後で推移しており2年間で4倍以上の高騰となっています。
ビットコインの価格は需要や政治状況、半減期など複数の要因によって変化するため多角的な価格分析が必要ですが、メンプールの状況は市場の熱狂を判断する基準の1つとして考えられています。
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