FantomからリブランディングしたSonicの独自トークン$Sの価格が大幅な上昇を記録しています。
この価格上昇の背景として、$FTMから$Sへの転換が進んでいることやFantomチェーン自体の縮小、特にSonicエコシステムの活況が影響していると考えられます。
現在、FantomチェーンおよびAbracadabraエコシステムに関連する複数の提案や議論が進行中です。Abracadabraの提案「AIP #65」は、Fantomマーケットの終了とAbracadabraエコシステムにおけるFantomチェーンのサポートを終了することを目的としたものとなっています。これは、Fantomネットワーク上で現在稼働しているBeaming、Cauldrons、mSPELLなどのAbracadabra関連製品のサポートを終了するものであり、Fantomに特化したものではないことには注意が必要です。
この他にも、Fantomチェーンの使用量が減少していることを受けて、1inchプロトコルからFantomをオフボードする提案も出されています。
その一方で、Sonicエコシステムは活況となっています。1月中旬には1億ドルだったTVLが現在は5.6億ドルにまで成長しています。これは2月時点で全ブロックチェーン中最高のTVL成長率となっています。
Sonic上の多くの分散型プロトコルでもTVLが上昇しており、レンディングプロトコルのSilo Financeは直近7日で1億8000万ドルのTVLを達成し40%の成長となりました。直近1ヶ月での成長では、Avalon Labsでは4倍、Shadow Exchangeにいたっては8.9倍のTVL増を記録しています。
$FTMから$Sへの転換およびSonicエコシステムの成長が、$Sの価格上昇に寄与したと考えられます。
情報ソース:CoinGecko、Abracadabra、1inch、DeFiLlama
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