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Hana NetworkがHyperliquid向けオン/オフランプを提供開始、CEX不要の次世代プラットフォームが加速か

2025/03/07 18:06
Crypto Times

Hana Networkがパートナーを通じて提供されるオン/オフランプ機能のSDKリリースを行いました。Hana Networkが提供するSDKはHyperliquid向けとなっており、Hyperliquidは分散型の取引環境を整備してきたものの、法定通貨(フィアット)との交換機能が不十分でした。

そこで、Web3ペイメントサービスを手がけるKadoと連携し、Apple Payやデビットカード、Google Pay、ACH銀行振込(米国)、国際送金(ワイヤ)、さらには大口OTC取引といった多様な手段で仮想通貨を購入・売却できる仕組みを導入します。これにより、ユーザーは中央集権型取引所(CEX)を介さず、Hyperliquid上で完結した形で仮想通貨のオン/オフランプを利用することが可能となります。

さらにKadoのAPIを活用することで、モバイルアプリやノンカストディアルウォレットなどにも容易に組み込めるため、幅広い開発者・サービス事業者にとって利用しやすいソリューションとなっています。対応地域もすでに150カ国以上に拡大しており、BTCやETH、USDC、USDTなど主要な暗号資産を複数のチェーンで取り扱うことができます。今後はHyperEVMへの対応も予定されており、ユーザー基盤のさらなる拡充が期待されています。

P2Pオン/オフランプで「No KYC、No Fee、No Fraud」を実現へ

Hana Networkでは、zkSNARK技術を用いたピア・ツー・ピア(P2P)のオン/オフランプ機能も発表しています。これは仲介者なしでユーザー同士が法定通貨と仮想通貨をやりとりする仕組みで、KYC(本人確認)や手数料、詐欺リスクを最小化する狙いがあります。仕組みとしては、メール署名の正当性や取引の正確性をzkSNARKによってオフチェーンで証明し、その証明書(ゼロ知識証明)だけをブロックチェーン上に送ることで、プライバシーを保ちつつ安全な取引を行えるというものです。

さらに、WiseやPayPalといったWeb2の決済サービスとも許可不要(パーミッションレス)に統合できる可能性が示唆されており、中央集権型取引所の存在意義を揺るがすような大きな変革となり得ると注目されています。まずは新興国市場を中心に展開し、将来的にはHyper EVMでもリリース予定とされています。

今後の展開

Hana Networkは現在、Hanafudaと呼ばれるMainnet Phase 1を既にローンチしており、今後は

  • Community Round
  • Mainnet Phase2
  • TGE
  • Mainnet Phase3

といった開発・公開スケジュールも告知されています。

今後はHana Networkを通じたP2Pオン/オフランプが本格的に普及していく見込みです。今回の連携でHyperliquidは、実質的に「オンチェーン版Binance」を目指す構想に一歩近づくことになります。

ブロックチェーンやNFTを活用し、伝統的な領域に進出する事例が増える中、オンチェーンと法定通貨の橋渡しであるオン/オフランプの進化は、エコシステム全体を後押しすると期待されています。

中央集権型取引所を利用することなく、ユーザーがスムーズかつ安全に取引を行える環境は、Web3時代の大きな潮流になっていくでしょう。今後のHyperliquidやHana Networkの取り組みに注目が集まっています。


記事ソース : Medium 

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配信元: Crypto Times

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