
米国ホワイトハウス高官が、連邦準備制度が保有する金準備を売却し、その資金を使ってビットコインを取得する構想に言及しました。
Executive Director of the @WhiteHouse crypto working group @BoHines talks $BTC, ways to buy more of it and the thinking behind including $ETH, $XRP, $ADA and $SOL in the separate stockpile. https://t.co/dBe1trxAAH pic.twitter.com/mz5Y5p4HgB
— Eleanor Terrett (@EleanorTerrett) March 21, 2025
3月21日に公開されたインタビューで、大統領デジタル資産諮問委員会の事務局長ボー・ハインズ氏は「金保有による含み益を実現し、その資金でビットコインを追加取得すれば、予算上の負担なく国家がビットコイン備蓄を増やせる」と述べました。
この考えは、2025年にルミス上院議員が提案した「BITCOIN法案」の考え方と一致しています。同法案では、5年間で100万BTCを取得する計画を掲げており、その資金調達に連邦準備制度が保有する金証券(Gold Certificates)の売却益を充てる構想が含まれています。また、ビットコインの国家備蓄を創設する際には金準備を活用することが明確に示されています。
ハインズ氏の発言は、政権内部でこの構想が真剣に検討されていることを示唆するものと見られています。ハインズ氏は「他人の資産を取り上げるのではなく、国家の保有資産をビットコインなど新たな形で国民に還元する政策だ」と強調しました。
情報ソース:Benzinga
The post ホワイトハウス高官「金準備売却でビットコイン調達を検討」 appeared first on CRYPTO TIMES