
分散型取引所(DEX)PumpSwapが、ローンチからわずか10日で累計取引高が約100億ドルに到達しました。また、10日間で約70万のウォレット(利用者)がPumpSwapを利用したとのデータもあります。
PumpSwapはミームコイン特化のトークンローンチプラットフォームであるPump.funによって立ち上げられたもので、Pump.funで新規発行されたミームコインが即座にPumpSwap上で取引できる仕組みとなっています。AMM(自動マーケットメイク)型DEXであり、RaydiumやUniswap v2と同様の基本構造を備えています。
従来、Pump.funからの流動性プールをRaydiumへ移行する際に必要だった移行手続きや約6 SOLの手数料が不要になり、ミームコイン取引開始までの摩擦を大幅に削減した点が特徴として挙げられます。取引手数料は0.25%に設定され、うち0.20%が流動性提供者、0.05%がプロトコル収入として割り当てられています。将来的には、このプロトコル収入の一部をトークン発行者側に還元する「クリエイター収益シェア機能」を導入する計画も予告されています。
一方、PumpSwap上で最大の取引高を占めているのは「DOGEMOON」や「BALLSCOIN」といった時価総額の小さいミームトークンであり、その一部についてウォッシュトレードの可能性が指摘されています。
情報ソース:The Block
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