
2025年4月2日、三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)および三井住友銀行(SMBC)、Ava Labs(Avalanche)、Fireblocks、TISの4社が、法定通貨担保型ステーブルコインの発行に関する覚書を締結しました。このステーブルコインは日本の規制要件を満たす設計としながら、国際送金の効率化を目指して発行・流通の枠組みを構築することが目的です。
SMBCは銀行としての専門知識を活かし、規制当局との連携を中心に担当します。Ava LabsはAvalancheブロックチェーンをベースとしたインフラ構築を手掛け、Fireblocksはマルチシグなどのセキュリティ技術を含む、ステーブルコインの管理や発行・償還機能を提供します。TISはシステム統合や技術開発のサポートを担い、各社が連携して24時間即時決済が可能な国際送金の実現を目指します。
SMFGは他メガバンクとの共同実証「Progmat Coin」などの経験を生かし、銀行間決済の置き換えや国際送金の有用性を検証してきました。2025年後半にはパイロットテストを開始し、SMFGグループの企業顧客を中心に限定参加型の送金実験が行われる予定です。さらにテスト結果が良好であれば、2026年前半には本格導入に向けた規制承認やシステム連携を進める計画です。
JPモルガンやシティなど海外銀行も独自の決済用トークンを導入していますが、日本国内の銀行としてステーブルコインを活用した本格的な国際送金プロジェクトを推進するのはSMFGが先駆的な例とみられており、その動向に注目が集まっています。
情報ソース:三井住友銀行
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