
米国の大手銀行BNYメロンは4月3日、新たなブロックチェーンベースの会計ツール「Digital Asset Data Insights」を発表しました。
このツールは、トークン化ファンドの純資産価値(NAV)をイーサリアムのブロックチェーン上にリアルタイムで直接書き込み、公表できる機能を備えています。これにより、従来日次で算出されていたNAV情報が即時更新・閲覧可能となります。
本ツールの初の顧客として、世界最大の資産運用会社BlackRockが運用するトークン化ファンド「BUIDL」が採用されました。BNYメロンは、「BUIDL」ファンドのNAVデータを今後ブロックチェーン上で配信する計画を立てており、ファンド運用の透明性と効率性の大幅な向上が期待されています。
「Digital Asset Data Insights」はスマートコントラクト技術を活用しており、データの取り込みや反映を自動化することで、従来の手作業による作業負担や人為的ミスを削減するとともに、運用効率の改善を実現します。
BNYメロンは240年以上の歴史を持つ伝統的な金融機関でありながら、近年はデジタル資産分野への取り組みを積極的に展開してきました。2022年には暗号資産のカストディ(保管)サービスを開始し、デジタル資産プラットフォームの拡充を進めてきました。
今回の新ツール導入は、同社が掲げる「トークン化資産のライフサイクル全体にサービスを提供する」という戦略の一環であり、今後もトークン化ファンド市場の拡大とともにブロックチェーン技術の実装が進むものと見られます。
情報ソース:BNY
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