
ソラナ上で人気のミームコイン発行プラットフォーム「Pump.Fun」の共同創設者であるAlon Cohen氏が、Coinbaseが支援するレイヤー2ネットワーク「Base」で最近発生した非公式トークン発行騒動について、批判的な見解を表明しました。
pump fun will continue experimenting at the intersection of social media and tokenization
some of it (like live streaming, which is fully live again btw!) will piss people off. But no matter what we do, we will do our very best to ensure that we’re aligned with our core user…
— alon (@a1lon9) April 16, 2025
Cohen氏は「Baseがやったことが数年後に普通になる可能性はあるが、現時点では間違いなくそうではなく、損害をもたらした」と投稿。これは、Baseの公式Xアカウントの投稿が、オンチェーンソーシャルプラットフォーム「Zora」の機能を通じて意図せず「Base is for everyone」という名前のERC-20トークンを発行し、市場に混乱を引き起こした一件を指しています。
この非公式トークンは、発行直後に投機的な買いを集めて価格が高騰しましたが、その後90%以上も暴落し、多くのトレーダーに損失を与えました。また、一部のウォレットによる供給量の寡占も指摘され、「ステルスローンチ(秘密裏のトークン発行)」ではないかとの疑惑も浮上しました。Base側はトークンは非公式であり売却もしていないと説明しています。
この一連の騒動を受け、Cohen氏は「私やPump.fun、あるいは従業員からコインが発行されることを期待しないでほしい」と述べ、自身のプラットフォームが同様のトークン発行を行う計画がないことを明確にしました。
さらに同氏は、Zoraのサイトに非公式である旨の免責事項があったとしても、「コインをローンチし、かつ社会的影響力を持つならば、それには責任が伴う」と指摘し、Base側の対応における配慮不足を示唆しました。
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