暗号資産リップル(XRP)は、2025年4月に月間リターン4.98%を記録し、過去3年間続いていた同月の下落傾向に終止符を打ちました。CryptoRankのデータによると、この上昇は2月と3月の損失からの回復を示すものでもあります。
歴史的に見ると、4月はXRPにとってパフォーマンスが良い月が多く、過去数年間の平均月間リターンは24.8%と高い水準でした。しかし、直近の3年間(2022年、2023年、2024年)の4月は、それぞれ27.8%、12.4%、20.8%の下落を記録し、連続して損失を出していました。
多くのトレーダーが期待していた通り、XRPは2025年4月にこのネガティブな連鎖を断ち切り、4.98%の上昇を達成しました。この上昇率は、過去の大きな予測と比較すると比較的小さいかもしれませんが、3年間続いた4月の下落トレンドを止めたという点で重要と考えられます。
このようなXRPの価格回復の背景には、いくつかの要因が考えられます。市場ではXRP先物ETFの承認に対する期待感が高まっているほか、大口投資家によるXRPの買い集めが増加しているとの報告もあります。さらに、リップル社と米証券取引委員会(SEC)との間の規制に関する状況が明確化しつつあることも、投資家のセンチメントを押し上げている要因と見られます。
情報ソース:U.Today
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