
ブロックチェーン企業リップルの取締役であるアシシュ・ビルラ氏は、ブロックチェーン技術が銀行の機能を分解しつつあるとの見解を示しました。
Stablecoins = narrow banking. Just like the internet unbundled newspapers into Craigslist classifieds, Pinterest recipes, and Substack articles—blockchain is unbundling banks. Private credit, composable finance… it’s all taking shape. Exciting times ahead. Great piece from… pic.twitter.com/yvAznwTljV
— Asheesh Birla (@ashgoblue) May 13, 2025
ビルラ氏は、現在の銀行業界の状況を、インターネットが新聞業界にもたらした変化になぞらえています。かつて新聞が担っていた多様な機能が個別のサービスへと細分化されたように(例えば、案内広告はCraigslist、意見記事はSubstackやMedium、求人情報はLinkedIn)、銀行の機能も同様に細分化が進んでいると指摘しています。
また、ビルラ氏はブルームバーグのオピニオンコラムニストであるマット・レビン氏の意見にも言及しました。レビン氏は、ステーブルコインが新たな形態のナローバンクとして出現しつつあると論じています。
現在、リップル社が発行する米ドル連動ステーブルコイン「RLUSD」の時価総額は3億ドルを超えており、順調にそのシェアを伸ばしています。
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