
5月27日、仮想通貨市場全体の時価総額は3.53兆ドルに達し、過去24時間で2.6%の上昇を記録しました。
ビットコインは記事執筆時点、10万8500ドル付近で取引されており、過去24時間で0.7%上昇。市場支配率は64.25%と先日比で微減したもののいずれも市場を牽引しています。
注目すべきは、仮想通貨ETP(上場投資商品)への資金流入が記録的な水準に達していることです。
CoinSharesの分析によると、過去1週間で33億米ドルの流入が仮想通貨ETPで発生しており、年初来の流入額は過去最高の108億米ドルに到達。
ビットコインETFが流入の主要な牽引役となっており、過去1週間で29億米ドルの流入を記録し、これは2024年の総流入額の4分の1に相当する規模だといいます。
CoinSharesの分析によると、米国経済への懸念の高まりが投資家をデジタル資産による分散投資に駆り立てているとのことです。ムーディーズの格下げとそれに伴う国債利回りの急騰が投資家の資産分散ニーズを高めていると考えられます。
記事ソース:CoinGecko、CoinShares
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