
米国証券取引委員会(SEC)が暗号資産ETFの承認プロセスを迅速化する新しい上場基準を検討していることが明らかになりました。この動きは市場の透明性を高め投資家にとっての選択肢を広げるものとして、関係者から大きな期待が寄せられています。
🚨SCOOP: The @SECGov is in the early stages of creating a generic listing standard for token-based ETFs in coordination with exchanges.
The thinking, I’m told, is that if a token meets the criteria, issuers could skip the 19b-4 process, file an S-1, wait 75 days, and the…
— Eleanor Terrett (@EleanorTerrett) July 1, 2025
報じられた内容によると、新基準ではETF発行体は個別のルール変更申請を行う必要がなくなります。原資産となる暗号資産が時価総額や流動性といった事前に定められた条件を満たしていれば、登録届出書を提出し75日間の審査期間を経るだけでETFの上場が可能になる見通しです。これによりこれまで時間を要していた承認プロセスが大幅に短縮され手続きも簡素化されます。
ブルームバーグのETFアナリストをはじめとする市場専門家は、この動きを「非常に良いニュース」と高く評価。規制の道筋が明確になることで、これまで承認が難しかった多くの暗号資産にもETF化の道が開かれるとの見方を示しました。専門家は最終的な基準は上位50位までの主要な暗号資産の多くが対象となる程度に設定されると予測しています。
This would be very good news for the crypto ETF space. Will provide clear rules of the road and give us the clarity that everyone has been asking for
Some sort of framework also aligns with what @EricBalchunas and I have been writing about in our research for @BBGIntelligence https://t.co/j6eL45LoxX
— James Seyffart (@JSeyff) July 1, 2025
この期待感を背景にすでにグレイスケール社の暗号資産バスケットファンドがETFへの転換承認を受けています。
今後、ソラナ(SOL)やリップル(XRP)といった他の主要銘柄のETF承認に向けた動きが加速する可能性があります。また、複数の資産を組み合わせたポートフォリオ型ETFなど新たな商品開発が促進されることも期待されます。
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