
タトルキャピタル(Tuttle Capital)社が、暗号資産やミームコインの値動きの2倍の投資成果を目指す複数のレバレッジ型ETF(上場投資信託)の提供を計画していることが明らかになりました。同社はこれらのETFの発効日を7月16日に設定する修正案を提出しており、市場の注目を集めています。
この新しいETF群は承認されれば、ソラナ(SOL)、リップル(XRP)、チェーンリンク(LINK)といった主要な暗号資産に加え、TRUMPミームコインなどの値動きに対して日々の2倍の利益または損失をもたらすように設計されています。
Tuttle has filed an amendment to change the effective date of a bunch of 2x crypto/meme ETFs to July 16th. Doesn’t mean they will launch but typically effective dates are when ETFs launch and with $SSK making it to mkt likely see others push. We’ll see tho.. pic.twitter.com/ioSKGid6gg
— Eric Balchunas (@EricBalchunas) July 1, 2025
ブルームバーグのETFアナリスト、エリック・バルチュナス氏によると、発効日の設定は必ずしもローンチを保証するものではありませんが商品化が間近であることを示す強い兆候とされています。特に今回の申請が注目されるのは、対象となる資産の多くがまだ通常の現物ETFとしても承認されていない点です。レバレッジ型商品を先行して提供する動きは異例かつ積極的な戦略と見なされています。
レバレッジ型ETFは原資産の値動きを増幅させる仕組みのため大きなリターンが期待できる一方で、相場が不利に動いた場合は損失も2倍になる高いリスクを伴います。
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この動きは暗号資産関連の金融商品が多様化する大きな流れの一部です。7月2日にはレックス・シェアーズ(Rex Shares)社などが、ソラナのステーキング報酬を投資成果に組み込んだ新しいタイプのETF(SSK)の提供を開始しました。この商品はSECによる直接的な「承認」ではなく異議がなかったためにローンチが可能となった独自の規制構造を採用しており、今後の商品開発における新たな道を切り開く可能性を秘めています。
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