大手暗号資産マイニング企業マラソン(MARA)のビットコイン(BTC)保有量が、5万BTCの大台に到達しました。MARAはストラテジー社に次ぐ世界第2位の上場企業ビットコイン保有者となっています。
この動きはマイニング業界全体で見られる大きな変化を象徴しています。かつては市場の売り圧力と見なされていたマイニング事業者は、マイニングした資産をすぐに売却せず、長期的に保有する「HODL戦略」へと移行しています。
この傾向は市場の供給に影響を与えており取引所におけるビットコイン残高は複数年ぶりの低水準にまで減少しました。現物ETFなどからの需要が続く中で、マイナーによる資産保有は市場で取引可能な供給量をさらに引き締める可能性があります。
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MARAの会長兼CEOであるフレッド・ティール氏は、同社の事業戦略について「垂直統合型のデジタルエネルギーおよびインフラ企業への変革に注力している」と述べています。このモデルは、事業運営の管理を強化しコスト効率を向上させることを目的としています。同社は2025年5月に半減期後としては最多となる950BTCを生産しました。
一方で、AI分野とのエネルギー獲得競争という新たな課題も浮上しています。ティール氏は「AI事業者はエネルギーに対してはるかに高い金額を支払うことができる」と述べ、マイニング事業者が厳しい状況に置かれていることを認めました。
MARAのビットコインを多く含む財務状況は、8月に予定されている第2四半期決算報告で投資家の大きな注目点となるでしょう。
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情報ソース:BitcoinTreasuries
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