SNSでの拡散情報を公式に否定
テレグラムに関連するレイヤー1プロジェクトThe Open Network (TON) は、アラブ首長国連邦 (UAE) の長期居住ビザである「ゴールデンビザ」に関するイニシアチブについて、SNS上で拡散された情報を明確化するための公式声明を発表しました。
Clarifying the Status of the UAE Golden Visa Initiative
TON Foundation is aware of the premature announcement that circulated on X regarding a UAE Golden Visa initiative offered by TON. We apologize for any confusion it may have caused.
To be clear: The initiative in question…
— TON 💎 (@ton_blockchain) July 7, 2025
この声明は「TONがUAE政府と提携してゴールデンビザを提供する」といった情報がX上で流布されたことを受けたものです。
独立した協力であり、UAE政府との正式な契約ではない
発表によると、前述の取り組みはTONとブロックチェーンインフラストラクチャおよびトークン化資産を専門とする認可済みパートナーとの間の「独立した協業」に起因するものです。
重要な点としてこの取り組みはUAE政府機関とのいかなる正式な合意や取り決めもなく、独自に進められている探索的なプロジェクトであると強調されています。したがって、UAE政府と提携した公式のゴールデンビザ・プログラムは開始されておらず、TON財団に対してUAE政府からのいかなる承認も与えられていないのが現状です。
SNSで拡散されたプログラムの内容
今回TONが公式に否定するに至った背景には、SNS上で大きな注目を集めた「暗号資産を利用した新たな居住権取得プログラム」の発表があります。
拡散された情報によるとこのプログラムは10万ドル相当のトンコイン(TON)を3年間ステーキングすることでアラブ首長国連邦(UAE)の10年間のゴールデンビザが取得可能になるというものでした。
このプログラムは、申請者本人とその家族(配偶者、子供、両親)も対象となり、ビザが承認されるとUAE国内での自由な居住、就労、投資が可能になるとされていました。手続きは通常7週間以内に完了し、これは従来54万ドル以上の非流動資産を要した他の取得ルートに比べ、費用と時間の両面で大きな利点があると謳われていました。
さらに、投資家は金銭的なメリットも享受できるとされ、ステーキング期間中は年利3〜4%程度の利回りが見込めるほか、3年後には預けた資産のロックが全て解除されると説明されていました。
この発表は、UAE、特にドバイが世界的な暗号資産のハブとして台頭している現状を背景に暗号資産コミュニティで大きな注目を集めました。しかし、前述の通り、TONはこれらの情報がUAE政府との正式な提携に基づくものではないことを明確に否定しています。
【総額約210万円の豪華キャンペーン実施中!】
現在開催中の「Slash Card」の期間限定キャンペーンでは無料の事前登録を行ったユーザーに抽選で「1000ドル相当(約14万円)× 10名」、「50ドル相当(約7000円)× 100名」が配布されます。
事前登録は「メールアドレス/EVMウォレット」と「LINEアカウント」が必要で1分で完了します。実店舗やオンラインで使える便利な暗号資産カード「Slash Card」の豪華キャンペーンに是非参加しましょう!
記事ソース:TON
The post TON、話題のUAEビザに関して「独立した協業」と説明 appeared first on CRYPTO TIMES