ビットコイン(BTC)が11万2000ドルを突破し史上最高値を更新しました。この価格上昇はトランプ大統領が7カ国に対する新たな関税措置を発表した数時間後に起きており、伝統的な金融市場のリスク回避ムードをものともしない展開となりました。
通常こうした地政学的リスクの高まりは「株安・ドル高」を招き、暗号資産にも下落圧力となります。しかし、Bitfinexのデリバティブ部門責任者であるジャグ・クーナー氏は、現在の市場が過去のサイクルとは異なると指摘。同氏は「現物ETFへの継続的な資金流入と、国家の政策に左右されない価値の保存手段としての認識が、市場の構造的な緩衝材になっている」と分析しています。
ビットコインは約7週間にわたる値固め期間を経て今回の上昇トレンドを形成しました。クーナー氏は、目先のサポートゾーンを10万5000ドルから10万8000ドルと見ています。
また、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)のオプション市場では、11万5000ドルや12万ドルのコールオプションに建玉が集中しており市場参加者の強気な見方がうかがえます。
年初来で14%以上下落している米ドルの軟調な動きも非国家的な資産であるビットコインへの資金流入を後押ししていると考えられます。市場の関心は今後発表される7月の消費者物価指数(CPI)など、米国の金融政策の方向性を占うマクロ経済指標に集まっています。
【総額約210万円の豪華キャンペーン実施中!】
現在開催中の「Slash Card」の期間限定キャンペーンでは無料の事前登録を行ったユーザーに抽選で「1000ドル相当(約14万円)× 10名」、「50ドル相当(約7000円)× 100名」が配布されます。
事前登録は「メールアドレス/EVMウォレット」と「LINEアカウント」が必要で1分で完了します。実店舗やオンラインで使える便利な暗号資産カード「Slash Card」の豪華キャンペーンに是非参加しましょう!
情報ソース:Bitfinex
The post ビットコイン史上最高値更新、専門家が語る「市場の構造変化」とは appeared first on CRYPTO TIMES