ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

※広告非表示の他にも、みんかぶプレミアム会員だけのお得なサービスが盛りだくさん!

みんかぶプレミアムとは みんかぶプレミアム会員になる すでにプレミアム会員の方はログイン

VeChain(ヴィチェーン/VET)のメインネット移行と今後の展望

2018/10/06 06:28
Coin7

今将来性が見込まれている通貨を聞かれたら、あなたはどの通貨の名前を挙げますか?

EOSやCentrality、IOTAなど、次世代の主要アルトコインの座を狙う通貨は多くあります。今回紹介するVeChain(ヴィチェーン/VET)もそのうちのひとつ。この記事ではVeChainの概要や特徴を踏まえ、メインネット移行と今後について掘り下げてお話をします。

VeChain(ヴィチェーン/VET)の概要

コインの名称/VeChain

ティッカー/VET

総発行量/867億枚

時価総額/約810億円

現在の総発行量/555億枚

※時価総額と総発行量については、2018年9月30日時点。

公式サイト:https://www.vechain.com/

VeChain(ヴィチェーン/VET)の特徴

VeChainは商品追跡をおこなうプラットフォームです。マーケットを通じて消費者の手元に渡った商品が、誰によって生産され、どのような経路で販売されたのか、これらをブロックチェーンに刻むことで、商品の追跡をおこなえます。

VeChainの商品追跡では、追跡したい商品にNFCチップ(電子マネー決済に代表される近距離無線通信の技術。Near Field Communicationの略)を埋め込み、そのデータをブロックチェーンによって管理することで追跡を可能にします。

VeChainが応用されているジャンルは、食料品や医薬品、農産物、お酒、高級ブランド品、自動車、IT機器、物流、政治など、非常に多岐にわたっています。このことからもわかるとおり、将来的に私たちの生活に大きくかかわっていくブロックチェーンプラットフォームとして期待が持たれています。

VeChain(ヴィチェーン/VET)のメインネット移行

VeChainはもともとイーサリアムブロックチェーン上で動くプロジェクトでした。2018年6月、VeChainはイーサリアムブロックチェーンからの独立を果たします。これをVeChainのメインネット移行と呼んでおり、このとき初めてVeChainはひとつの仮想通貨として価値を持つことになりました。

それまでVeChainはイーサリアムの規格に準拠したERC-20トークンという形をとっており、ティッカーも現在のVETではなく、VENでした。メインネット移行にともなって、VeChainはトークンスワップを実施。VEN1枚につき、VET100枚が配布されています。2018年6月30日以前と以後で発行枚数に関連する情報が違っているのはそのためです。

VeChain(ヴィチェーン/VET)の今後

メインネット移行後のVeChainには注目すべきニュースがいくつかあります。この項では「VeChainの今後」として、報じられたニュースを紹介していきます。

NTTドコモの5Gオープンパートナープログラムに参加

日本の携帯キャリア大手であるNTTドコモ。同社が主催する5Gオープンパートナープログラムに参加することが8月、VeChainから発表されました。

5Gオープンパートナープログラムとは、テクノロジーの検証やワークショップなどを通じて、5G(高速大容量の次世代通信技術)の活用の可能性を探る集まり。ここには、三菱UFJ銀行やソニー、朝日新聞、アステラス製薬、大阪府など、さまざまな分野から主要な企業・団体が集められました。これらの分野は、VeChainの実用化と関連性が深いものばかりです。

NTTドコモという、私たちの生活と密接なかかわりを持つ大手企業が、VeChainと協力していくという点からは、VeChainに期待される将来性を感じることができるでしょう。

中国の大手電気自動車メーカーがVeChainの技術を活用したプログラムを発表

VeChainは日本の企業だけでなく、中国の企業からも注目を集めています。

中国の大手電気自動車メーカーBYDは9月、メインネットのVeChainプラットフォームを活用する新たなプロジェクトを発表しました。これはカーボンバンキングソリューションと呼ばれるプロジェクトで、自動車に関するデータをブロックチェーン上に収集し、分析が可能な状態とするもの。それぞれのユーザーの運転実績や、CO2削減量の実際のデータを集め、地球規模でCO2削減を目指していくプロジェクトです。

このプロジェクトにデータ提供で協力したユーザーは、カーボンクレジットというトークンを受け取ることが可能。まさにVeChainやブロックチェーンに今後期待される技術を生かした取り組みと言えるでしょう。

中国大手の保険グループPICCと提携

中国の企業とVeChainの提携はこれだけにとどまりません。

9月、中国の保険会社PICC(People’s Insurance Company of China)は、VeChainとの提携を発表しました。この提携は、保険の契約における査定でVeChainの技術を活用するもの。ブロックチェーンを活用して作業効率化を図ることで、保険料の値下げを目指していきます。ブロックチェーンの活用は、保険関連の詐欺の防止や、透明性の向上にも一役買うと期待されています。

実はこのPICC、総資産額13兆円にも及ぶ世界屈指の保険会社。建物の保険、バイク保険、健康保険など、業務範囲は多岐にわたります。NTTドコモやBYDも含め、名だたる企業から注目されるVeChain。将来性を感じていただけるのではないでしょうか?

インフラ構築を進めるVeChain(ヴィチェーン/VET)

VeChainに対する国内市場の注目度は、主要通貨に比べると一段落ちる印象です。しかし、VeChainの技術は、リップルのように決済手段ではなくインフラとして社会の役に立っていくもの。メインネット移行を果たしたVeChainが、今後社会を変えていく可能性は決して低くないのかもしれません。

VeChain(ヴィチェーン/VET)のそのほかの記事

Vechain (VET/ヴィチェーン)の最新ニュースや特徴、将来性を解説

Vechainはブロックチェーンを利用して製品管理をするプラットフォームです。本物と偽物の見極め、流通の管理、ブランド価値の保守などに期待されています。 偽造大国とも言われた中国だからこそ開発された技 … 続きを読む Vechain (VET/ヴィチェーン)の最新ニュースや特徴、将来性を解説

メインネット移行したプロジェクトの記事

EOS(イオス)がメインネット移行 ERC20やテストネットとの違いは?

2018年6月にメインネット移行を果たしたEOS(イオス)。いったい何がどう変わったのでしょうか? この記事では、メインネットとテストネットの違いを踏まえ、EOSのメインネット移行について詳しく解説し … 続きを読む EOS(イオス)がメインネット移行 ERC20やテストネットとの違いは?

The post VeChain(ヴィチェーン/VET)のメインネット移行と今後の展望 appeared first on Coin7 仮想通貨ニュースメディア.

配信元: Coin7 仮想通貨ニュースメディア

暗号資産(仮想通貨)最新ニュース

NEW25/10/05 (日) 16:30

ビットコインETF週間流入32.4億ドル、史上2番目の規模を記録

米国の現物型ビットコインETFへの先週の資金流入が32.4億ドル(約4,777億円)を記録し、2024年1月の承認以来、週間流入として史上二番目の規模となりました。この記録的な流入と共にビットコイン価格は一時125,70...

NEW25/10/05 (日) 15:30

ビットコイン、史上最高値を更新|年末20万ドル突破の可能性も?

2025年10月5日、ビットコイン(BTC)が今年8月の過去最高値を再び更新しました。同通貨は一時125,700ドルまで上昇を見せています。この価格は前年同日の62,000ドルから約102%上昇しており、暗号資産市[&#...

NEW25/10/04 (土) 20:30

予測市場ポリマーケット、高市氏勝利を見抜けず|次期首相予測で大外れ

暗号資産を利用した海外の予測市場「ポリマーケット(Polymarket)」が日本の次期首相をめぐる予測を大きく外し、話題を呼んでいます。市場は選挙戦の大半で小泉進次郎氏の圧倒的優位を示していましたが、実際には決選投票の[...

暗号資産(仮想通貨)ニュースを全て見る

暗号資産(仮想通貨)最新コラム

NEW25/11/07 (金) 09:01

2025年11月7日暗号資産(仮想通貨)の相場概況

11月7日9時時点での暗号資産市場の相場概況をお届けします。上昇率のトップはFilecoin、下落率トップのはHedera Hashgraphでした。なお、過去7日間において、 Internet Computer が +130.87%と大きく上昇。

25/11/06 (木) 09:01

2025年11月6日暗号資産(仮想通貨)の相場概況

11月6日9時時点での暗号資産市場の相場概況をお届けします。上昇率のトップはDEP Coin、下落率トップのはOMG Networkでした。なお、過去7日間において、 Internet Computer が +97.44%と大きく上昇。

25/11/05 (水) 09:01

2025年11月5日暗号資産(仮想通貨)の相場概況

11月5日9時時点での暗号資産市場の相場概況をお届けします。上昇率のトップはInternet Computer、下落率トップのはEthereumでした。なお、過去7日間において、 Internet Computer が +71.41%と大きく上昇。

暗号資産(仮想通貨)コラムを全て見る

関連通貨

通貨名 価格 24H変動比
VET/JPY 2.16 -0.07 (-3.15%)

おすすめ仮想通貨取引所

  • Coincheck
    27種類の暗号資産が約500円から購入可能

    東証1部上場のマネックスグループの取引所 23仮想通貨へ約500円から投資可能!人気のアプリはダウンロード累計326万

  • DMM Bitcoin
    アルトコインのレバレッジ取引が魅力!

    FXサービスで培った使いやすく見やすいスマホアプリが特徴。チャート4分割やスピード注文で快適な取引を実現!

  • GMOコイン
    アルトコインを空売りできる取引所

    ビットコインFXのスプレッドが国内最狭水準で提供!いつでも買いたい時に買いたい値段で取引が可能