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テザー問題で話題の仮想通貨取引所Bitfinex(ビットフィネックス)が取引所トークンの発行を計画していることが、CoinDeskがある中国人投資家から得た情報からわかりました。
ビットコイン投資家のDong Zhao氏はBitfinexが取引所トークンを導入し、IEOプラットフォームの設立を検討していると発言しました。同氏はブロックチェーン投資会社DGroupの創業者でもあり、Bitfinexの株主でもあります。
According to @zhaodong1982 there’s a high possibility that @bitfinex is going to do an IEO, and some big whales already reserved $300m of the allocations in #USDT pic.twitter.com/oXfbrGk2Cg
— Zirui 🧜🏻♀️ (@zirui_z) 2019年4月29日
Ziruiと名乗るTwitterユーザーが投稿したWeiboのスクリーンショットによると、Dong Zhao氏の「BitfinexがIEOを行う可能性は高く、投資家らはすでに3億ドル(約 360億円)相当のUSDTを用意している」という発言が確認できます。
一方でBitfinex側からは公式の発表はされておらず、現時点では情報は確定していません。
Bitfinexはテザー($USDT)の準備金から9億ドル(約1,003億円)を不正利用したとされる件を巡ってニューヨーク州の司法当局と争っている状態にありました。
同社は資産の安全性を主張していますが、今回のIEOの調達目標金額が10億ドルと近い金額であることから、主張に対する懸念が高まる恐れがあります。
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