ステーブルコインのテザー(USDT)が、EOSプラットフォームとLightning Networkで発行する予定があることを5月31日、BitfinexのCTOを務めるPaolo Ardoino氏が各メディアで発言した。
BitfinexはEOSベースの分散型取引所を運営
Ardonio氏は、CCNの取材に対してテザーをEOSプロトコルで発行すると語り、その理由を同社が開発する分散型取引所『eosfinex』のためであると明かした。また、同様の内容をコインテレグラフ宛のプレスリリースでも共有している。
さらにArdonio氏は「eosfinexはEOSプロトコル上で開発される取引所で、EOS/USDTのペアで取引するためには統合は必要」とも語っている。
年内にLightning Networkでテザーを立ち上げる
The Blockの取材に対して、同じくArdonio氏は年内にはLightning Networkでテザーを立ち上げる計画であると話した。
Lightning Networkはビットコインを高速に安価で取引するためのセカンドレイヤーだが、Ardonio氏はインタビューの中で「私達は本当にLightning Networkが大好きなので、それを学び貢献したい」と語っている。
テザーはマルチレイヤー化を推進
米ドルと連動するステーブルコインのテザーはこれまで、様々なプラットフォームで可動させるマルチレイヤー化を進めてきた。
現在、Omniやイーサリアムで発行されており、今年3月にはTRONでも発行されることが決まっている。
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