ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

※広告非表示の他にも、みんかぶプレミアム会員だけのお得なサービスが盛りだくさん!

みんかぶプレミアムとは みんかぶプレミアム会員になる すでにプレミアム会員の方はログイン

CFTCとLedgerXが行き違いか 米・現物決済ビットコイン先物承認の動向は【フィスコ・ビットコインニュース】

2019/08/02 16:34
FISCO

現物決済ビットコイン先物取引のローンチが発表されたLedgerX社が、先物提供にあたり、CFTC(米商品先物取引委員会)の正式な承認がまだ降りていない可能性が浮上した。CoindeskやThe Block、Cointelegraphなど米仮想通貨メディアが速報として報じた。同報道を報じたCoindeskなどは、CFTCの広報責任者が明かしたとしている。

The Blockでは、先物のローンチが発表されたものの、CFTCのホームページ上に正式な文書が掲載されていない点も指摘した。なお、先物の提供が今後できない事を意味する報道ではない。LedgerXのトレードデータページではまだ、ビットコイン先物は加わっていない格好だ。

今回LedgerX社の先物のローンチが発表されたことで、仮想通貨市場では先に注目を集めていたBakktによる現物決済先物取引に先駆ける形となったことで大きな反響が確認されていた。

現在の状況
現在、LedgerXのビットコイン先物をめぐる最新状況は2つある。

1.
LedgerXの運営・リスク責任者を務めるJuthica Chou氏はCoinDeskの取材に応じて、ビットコイン先物取引を行なっていないと明かした。昨日、LedgerXはビットコイン先物および個人投資家向けのプラットフォーム「OMNI」を発表する際、ツイッター上でも公表したが、その後同ツイートを削除した。

LedgerXのCEO Paul Chou氏はSNS上で、「ツイートの削除は米CFTCの要求であり、CFTCは検閲しようとしている。今後我々はもう二度とCFTCのツイート削除に対する要求には応じない。」と話し、「なお私は、CFTCを反競争行為・義務違反・規制違反として訴えることに決めた。」と、ビットコイン先物を予定通りに提供できなかった責任がCFTCにあると主張している。

2.
6月、CFTCはLedgerXに『指定契約市場ライセンスDCM』を付与した。DCMを持つLedgerXは先物契約を提供することが可能になった。しかし、LedgerXが自社で先物契約の清算業務も行おうとした点が今回の行き違いに発展した要因になったと見られている。

LedgerXは2017年に清算機関ライセンスDCOをCFTCより取得した。しかし、当時のDCOでは先物を清算するのでなく、スワップを清算する権利だ。

LedgerXは2018年11月8日に先物を清算する権利を得るために、DCOの変更をCFTCに提出したがCFTCからは追加書類が不要であることを伝えられたと、Chou氏は説明。DCOを変更するために最初に提出書類が十分な内容であったと、LedgerXの経営陣は判断したという。

翌年6月のDCMライセンスの取得通知では、CFTCは「LedgerXはすでにDCOの変更申請を提出した。」との発表を行なっているため、LedgerXが申請を出していることは間違いない。

基本的なCFTCのルールでは、DCOにおける可否判断の猶予期間は180日と設定、Chou氏は、180日の期間で非承認通知を受けなかったため、申請が承認されたことと判断した。これがCFTCとLedgerXの行き違いに発展した(2018年11月8日から計算すれば、6月の時点ではすでに180日が経過しているが、例外はある可能性は十分に考えられる。)

一方、CFTCの高官によると、DCOの申請(変更を含む)はCFTCから明確な承認が必要で、「書類上の承認」が必要であり、期間が過ぎて非承認の通知がなくても、承認されたことを意味するわけではないとした。

LedgerXは先物を提供するにあたって、DCOの承認を改めて待つ必要があるが、CFTC側はその申請が最終段階にあるとも言及している。

(記事提供:コインポスト)
CoinPost(コインポスト)は、日本最大級の仮想通貨・ブロックチェーン総合情報メディアサイトです。国内外の情報を迅速に捉え、考察も含めたオリジナル記事を配信しています。

<SI>

配信元: FISCO 株・企業報

暗号資産(仮想通貨)最新ニュース

25/10/05 (日) 16:30

ビットコインETF週間流入32.4億ドル、史上2番目の規模を記録

米国の現物型ビットコインETFへの先週の資金流入が32.4億ドル(約4,777億円)を記録し、2024年1月の承認以来、週間流入として史上二番目の規模となりました。この記録的な流入と共にビットコイン価格は一時125,70...

25/10/05 (日) 15:30

ビットコイン、史上最高値を更新|年末20万ドル突破の可能性も?

2025年10月5日、ビットコイン(BTC)が今年8月の過去最高値を再び更新しました。同通貨は一時125,700ドルまで上昇を見せています。この価格は前年同日の62,000ドルから約102%上昇しており、暗号資産市[&#...

25/10/04 (土) 20:30

予測市場ポリマーケット、高市氏勝利を見抜けず|次期首相予測で大外れ

暗号資産を利用した海外の予測市場「ポリマーケット(Polymarket)」が日本の次期首相をめぐる予測を大きく外し、話題を呼んでいます。市場は選挙戦の大半で小泉進次郎氏の圧倒的優位を示していましたが、実際には決選投票の[...

暗号資産(仮想通貨)ニュースを全て見る

暗号資産(仮想通貨)最新コラム

NEW25/11/03 (月) 09:01

2025年11月3日暗号資産(仮想通貨)の相場概況

11月3日9時時点での暗号資産市場の相場概況をお届けします。上昇率のトップはInternet Computer、下落率トップのはBitcoin Cashでした。なお、過去7日間において、 Internet Computer が +29.40%と大きく上昇。

25/11/02 (日) 09:01

2025年11月2日暗号資産(仮想通貨)の相場概況

11月2日9時時点での暗号資産市場の相場概況をお届けします。上昇率のトップはBasic Attention Token、下落率トップのはDEP Coinでした。なお、過去7日間において、 Basic Attention Token が +16.80%の上昇。

25/11/01 (土) 09:01

2025年11月1日暗号資産(仮想通貨)の相場概況

11月1日9時時点での暗号資産市場の相場概況をお届けします。上昇率のトップはTezos、下落率トップのはDEP Coinでした。なお、過去7日間において、 Hedera Hashgraph が +19.63%の上昇。

暗号資産(仮想通貨)コラムを全て見る

おすすめ仮想通貨取引所

  • Coincheck
    27種類の暗号資産が約500円から購入可能

    東証1部上場のマネックスグループの取引所 23仮想通貨へ約500円から投資可能!人気のアプリはダウンロード累計326万

  • DMM Bitcoin
    アルトコインのレバレッジ取引が魅力!

    FXサービスで培った使いやすく見やすいスマホアプリが特徴。チャート4分割やスピード注文で快適な取引を実現!

  • GMOコイン
    アルトコインを空売りできる取引所

    ビットコインFXのスプレッドが国内最狭水準で提供!いつでも買いたい時に買いたい値段で取引が可能