仮想通貨交換業者としてサービスを展開している「楽天ウォレット」が、2019年12月24日に楽天ポイントから仮想通貨に交換できるサービスを開始しました。これにより、仮想通貨ユーザーが増えると言われています。
この記事では、楽天ポイントで仮想通貨が交換可能になった情報と、日常生活にどのような影響をもたらすのか詳しく解説します。
【楽天ウォレット】楽天ポイントで仮想通貨に交換できるサービス開始
楽天グループで仮想通貨交換業者としてサービスを展開している楽天ウォレットが、楽天ポイントを使って仮想通貨と交換できるサービスを開始したと発表しました。
楽天ウォレットの口座を開設していることで、誰でもサービスを利用することができます。楽天ポイントは100ポイント(1pt=1円)から交換可能です。
ダイヤモンド会員は1回あたり50,000ポイント、1カ月あたり500,000ポイントが交換上限、ダイヤモンド会員以外の楽天会員は、1回あたり30,000ポイント、1カ月あたり100,000ポイントが交換上限となります。
※ 暗号資産からポイントへの交換はできません
対応通貨
楽天ポイントから交換できる通貨は下記の3種類です。
- BTC(ビットコイン)
- ETH(イーサ)
- BCH(ビットコインキャッシュ)
2019年12月現在、BTC(ビットコイン)の時価総額は1位となっており、続いてETH(イーサ)がランクインしています。3位のXRP(リップル)、4位のUSDT(テザー)を差し置いて、5位のビットコインキャッシュが対応通貨に選ばれました。
テザーやリップルは、2通貨間の橋渡しをするブリッジ通貨の役割があることから、今後、決済のサービスを展開するときに本質的な機能を果たせないと考え、ビットコインキャッシュを選択した可能性が高いと言われています。
楽天ポイントから仮想通貨投資はこんな人におすすめ
一般的な仮想通貨投資では、日本円を仮想通貨取引所に入金をして取引をする必要があります。しかし、楽天が提供したサービスはポイントから仮想通貨を購入できるのです。
楽天ポイントから仮想通貨に交換するサービスはこんな人におすすめ。
- 楽天サービスを使っている人
- 投資をしたいと思っていたけど元手がなくて困っている人
- 仮想通貨に興味がある人
これらの項目について詳しく解説します。
楽天サービスを使っている人
楽天市場などのショッピングサイトでは、商品を購入するたびに楽天ポイントが貯まります。つまり、自ら買い物をしながら資産運用ができるのです。
仮想通貨はボラティリティ(価格変動)が大きい市場なので、これまで貯めたポイントを運用することで大きく稼げる可能性も高くなります。また、仮想通貨は円にも交換。稼いだお金を使って、再び商品を購入するという賢いお買い物もできます。
投資をしたいけど元手がなくて困っている人
「将来のために投資をしたいけど、そもそも元手がない」と困っている方は多いと思います。楽天ポイントから仮想通貨投資ができるようになったことで、仮想通貨の積み立て投資できます。
ポイントから仮想通貨に交換するので、家計を圧迫することなく投資できることが魅力。誰でも簡単に仮想通貨に触れる機会が増えるので、少なからず、市場にも影響をもたらすと言われています。
仮想通貨に興味がある人
「仮想通貨に興味はあるけど、なんか怖い」という方も、ポイントから仮想通貨投資を始めることで心理的なハードルも低くなるでしょう。楽天ポイントから仮想通貨に交換するような投資であれば、FXのようにレバレッジを効かせて大損をすることもありません。
楽天ウォレットがポイントで仮想通貨に交換できるサービスを始めたことで、投資という難しい分野が、より身近に感じられるようになりました。
仮想通貨が決済手段として採用されたら更に市場規模は広がる
仮想通貨バブルが訪れたときに、ビットコインを決済手段として採用する店舗が増えました。しかし、バブルの崩壊とともにビットコインを保有していると損をすると考えた店舗側はビットコインの決済を取りやめてしまったのです。
今回、楽天ウォレットがポイントで仮想通貨に交換できるサービスを開始したことで、ビットコインが再び注目されることになりました。
楽天グループの中で、仮想通貨が決済手段として採用されることがあれば、ビットコインだけではなく、仮想通貨全体の市場規模が広がると期待できます。
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