株式会社 bitFlyer Blockchainは8日、エンタープライズ向け独自ブロックチェーン「miyabi」のクラウドサービスの提供を開始した。サービス提供方法として従来はライセンス型の販売モデルを採用していたが、BaaS (PaaS)モデルでクラウドを提供する。
ブロックチェーン技術は一般的に導入・構築が難しいとされてきたが、「miyabi」のクラウド化により簡単かつワンストップでブロックチェーンの導入が可能になった。クラウドサービス開始の背景には、顧客から「用途や目的にあった規模で、より早くブロックチェーンを導入・構築したい」という要望があったとしている。
エディションは「Economy」「Standard」「Enterprise」「Extreme」の4つのプランから選択可能。ビジネスの規模にあわせた機能で、企業側のコスト負担や作業量を軽減できるのが本サービスのメリットだ。
bitFlyer Blockchain のブロックチェーン「miyabi」とは?
「miyabi」は純国産のブロックチェーンとして2016年に誕生。独自開発のコンセンサスアルゴリズム「BFK2」を実装しており、トランザクションは世界最速の 4,000 件/秒を達成した。公式サイトの活用事例によると、セキュリティ・トークンで行う新たな金融取引やサプライチェーン業界などでの活用が紹介されている。
導入企業は住友商事や三井住友海上、Microsoft、デロイトトーマツなどの大手企業が名を連ねており、ブロックチェーン技術の将来性・堅牢性が再認識できる。
関連リンク
次世代ブロックチェーンmiyabi – bitFlyer Blockchain
bitFlyer Blockchain 公式Twitter(@bF_Blockchain)
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