大手仮想通貨取引所Binanceが先日同取引所に上場したユーロ(EUR)に裏付けされたステーブルコイン「AEUR」の4つの取引ペアを停止させました。

Binanceは、AEUR/USDT、BTC/AEUR、ETH/AEUR、EUR/AEURの4ペアの取引を停止しており、停止理由に関して「AEURがステーブルコインであることに気づかなかったユーザーがいたため、短期的な需要が急増し、AEURの価格乖離に繋がった」と説明。同じく現在取引を一時停止させている仮想通貨取引所MEXCのチャート画面を見ると、AEURはUSDT建てで一時約3.6ドルまで上昇していたことが分かります。

AEUR/USDTのチャート(15分足)|画像引用元:MEXC

Biancneは2023年12月6日01:41:16(GMT+8)から02:31:59(GMT+8)の間にAEUR/USDT、BTC/AEUR、ETH/AEUR、EUR/AEURのスポット取引でAEURを購入し、02:31:59(GMT+8)までに同プラットフォームでAEURを売却していないユーザーを対象に、「 (AEURの純購入量 * 平均購入価格) – (AEURの純購入量 * 1.07999 USDT)」の計算式で補償を支払うとしています。

AEURはスイスに拠点を置くAnchored Coins社が発行するユーロにペッグする方式が採用されているステーブルコイン。指定された準備銀行に保有されているユーロによって1:1で裏付けされている同通貨はEthereumとBNB Chainで展開されおり、公式サイトの情報によると現在約500万AEURが流通しているとしています。

Anchored Coins社はスイスフランにペッグするステーブルコインACHFも発行予定でAEURと同様にEthereumとBNB Chainでの展開が計画されています。

今回のAEURの価格乖離がBinanceの発表通りステーブルコインであると気づかなかったユーザーがいたことが原因である場合、初心者ユーザーの増加、または市場の過熱によるユーザーの不注意が発生している可能性が窺えます。

記事ソース:Binance
画像引用元:Emre Akkoyun / Shutterstock.com

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