じっくりですが、ビットコインは下値を切り下げました。
現在の1BTC あたり37万円ですと、マイニングマシンS15を用いて1kWあたり10円で計算した場合、マイニングの損益分岐点を下回りはじめます。(※ただし、現在のディフィカルティでの話になりますが。)
利益が生まれれば、各マイニング企業は苦しい状況ですので、やはり実需の売りが出てきます。
落ち着きどころを探す展開となっており、なかなか身動きがとれない状況となっております。
今週もチャート分析していきましょう。
ビットコイン/円(BTC/JPY)4時間足チャート
BTC4時間足の36万5000円は生命線?
出所:GMOコイン
38万円のレジスタンスラインが遠いです。
37万円台が見慣れてきており、40万円は近いようでかなり遠く感じます。
直近安値が引ける36万5000円付近のラインを割り込むと投げがまた出そうです。
いよいよ35万円の安値を再び割り込むか、また市場が注目を始めるでしょう。
ただし、海外の取引所では、Binanceが好調のようです。
Binanceに上場しているアルトコインは勢いがあるものが多く、直近ではBitTorrent Token(BTT)やBinance Coin(BNB)、Tron(TRX)などが今年に入って大きく上昇をしております。
この流れが今後も続けば、BNBやTRXの時価総額が上位に食い込んできますので、主役のコインが入れ替わってきそうです。
また国内で取引しやすい元気なコインといえば、ライトコインでしょうか?
ライトコインの日足を見てみましょう。
ライトコイン/円(LTC/JPY)日足チャート
ライトコインは明らかに下値を切り上げている
出所:GMOコイン
ライトコインの日足です。
こちらは昨年12月の安値から比較すると、ずいぶん高い位置で推移しております。
ビットコインと比較しますと、大きな差です。
ライトコインはビットコインの分散型ネットワークをベースにして出来たコインです。仕組みも近しい関係にあり、思想も比較的似ております。
テクニカル分析を始めてみると、一目均衡表の雲先端は陽転を始めており、ローソク足実体もすでに薄い雲の中に突入をしております。
遅行線もローソク足の上に抜けてきているので、上昇トレンド間近の形状となりました。
転換線が基準線を大きく抜けてくると、「三役好転」となりますので、上昇トレンドの合図となりますので、ここらで一度、大きな陽線がほしいところです。
ライトコイン/円(LTC/JPY)4時間足チャート
4時間足でも見ておきましょう。
出所:GMOコイン
レジサポラインをそれぞれ引いてみました。
今週、個人的に注目しているのがライトコインのトレードです。
押し目買いを4時間足ベースで入るなら、3440円前後からでしょう。
ターゲットは高値の3700円台でしょうか?3800円をうかがう展開を想定してロングにしています。
10%程度の上昇を狙ったトレードになりますので、レバレッジは低めでも利益は十分出るでしょう。
日足ベースでは明らかに下値をじっくりですが切り上げているので、短期的にも高値の更新が期待できそうなのがライトコインです。
なるべくトレンドがでやすいものをチョイスしてトレードすることは非常に重要な戦略です。よりトレード難易度が低い通貨ペアで勝負する癖をぜひつけてくださいね!
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※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。