ハードフォークは主に機能の改善や仕様の変更を目的として行われるものですが、その一方で、お金を稼ぐといったような意図があったかは定かではないものの、あまり意味がないようなハードフォークも行われてきました。

ハードフォークをして仮想通貨を複製すればお金を稼げるのでは?と考えるケースがあるかもしれませんが、実際はそう簡単にはいかないのではないかということを考察していきたいと思います。

仮想通貨のハードフォークは意外に簡単

仕組みが難しいと感じる人が多いだけに、仮想通貨のハードフォークは難しいように感じられるかもしれません。

しかし、ある程度のプログラミングの知識があれば、ビットコインなど一部の仮想通貨において誰でもハードフォークできてしまいます。

その例として、ビットコインプラチナムがあります。

この仮想通貨は海外の10代の少年が詐欺目的で立ち上げたものだといわれています。

さらに、Forkgenという簡単にビットコインをハードフォークできるWebサービスも存在しています。

これは、必要な情報を入力するだけでハードフォークできてしまうようです。

この他にも、ビットコインを始めとする様々な仮想通貨でたくさんハードフォークされてはいますが、通貨を増殖させれば稼げるかというと、必ずしもそうとはいえません。

ハードフォークしても通貨として価値を認められなければ意味がない

今までも様々な通貨がハードフォークで生まれているものの、ほとんどは普及せずに目立った取引が発生しないか、日の目を見ないまま消えていっています。

せっかく生まれた仮想通貨が消えていく理由は様々ですが、大まかにいうと「通貨として流通するほどには人々に認識されていない」、「特に機能向上などをしておらず、改めて使う意味がない」などが考えられます。

たとえハードフォークしたとしても、取引所で取り扱われることと、多くの人に「投資したい」と思われないと通貨として利益を生むのはなかなか難しいでしょう。

ハードフォークには大きく分けて3つあり、仮想通貨の機能改善を目的に行われるもの、コミュニティの決裂によって行われるもの、またはどちらでもない、これといった理由がないコピー品があります。

ここで言う「日の目を見ないまま消えていく通貨」とは、3つ目のコピー品を指しています。

ハードフォークをしても仮想通貨の価値が下がらないのは何故か

ここで1つ不思議なのは、リアルマネーがコピーできないのに対して仮想通貨はこれだけ簡単にハードフォークできるのに、なぜ価値が下がらないのかということです。

リアルマネーで同じことをするとインフレが進行して経済が混乱してしまうことが必至ですが、仮想通貨ではそれが起きません。

それは、どういった考えのもとにハードフォークしているかということが要因として考えられます。

ビットコインキャッシュやイーサリアムクラシックなど、利用者のことを考えた明確な理念のもとにハードフォークを行っており、それが仮想通貨として認められ得るものだったからこそ、消えずに存続しているのだと思います。

音楽で例えると、コピーバンドがいくら既存曲を歌ってもコピーバンドでしか無く、大きな注目を浴びないと思います。

結局は、独自のものとしてメジャーデビューしなければなかなか認めてもらえないでしょう。

それと似たようなもので、どんなにハードフォークをしても、仮想通貨の取引所に上場して流通しなければ、価値を付けるのは困難です。

このことから、コピーバンドがいくら増えてもほとんどが消えていき、本家にこれといった影響があまりないように、ハードフォークによって仮想通貨が無限増殖したとしても、日の目を見ないまま消えていく通貨がほとんどなので、仮想通貨の価値にはそれほど影響しないと考えられます。

それに、多くの人が投資したがるほど話題になるハードフォークは滅多にないので、このことからもハードフォークが原因で仮想通貨の価値が下がる可能性は低いと推測できます。

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