今週のBTCは陰線スタートとなっております。
仮想通貨市場全体的に下落傾向にあり、どれも冴えないコインばかりです。
その中でも取引所トークンと言われるバイナンスコイン(BNB)だけが力強い上昇をみせています。
つい先ほど15時ごろ、1452円となり過去最高値を更新しました。
バイナンスコイン/円(BNB/JPY)1時間足チャート
世界の暗号通貨時価総額ランキングでは、8位となっています。
BNBは取引所トークンとして、バイナンス取引所のみでしか取り扱いがないトークンですが、24時間の出来高はいつも1億ドルを超えるほどの人気通貨です。
1日100億円以上の取引があるということは、取引手数料による収入は莫大なものとなっているのでしょう。
世界で唯一盤石な体制で利益を生んでいるのがバイナンス取引所です。
取引手数料も非常に安価なことから、今後も他社を圧倒したシェアを獲得し続けるのではないでしょうか。
先日、同取引所は分散型取引所(DEX)のテスト環境を公開し、世界中の投資家からますます関心を集めております。
その理由は、このDEXの基軸通貨がBNBとなり、上場にかかる費用もBNBで支払われることになるからです。
BNB価格は年初から2倍以上!
出所:TradingView
BNBJPYチャートです。
日足ベースですが本日、年初来高値を更新しております。
年初600円台だったトークンが現在は1360円前後で取引されており、BTCと比較して雲泥の差です。
大きな回復力には驚かされるばかりです。
さらに高値を追いかけそうな状態です。
1400〜1600円ぐらいまでオーバーシュートして、いったん反落の展開でしょうか?
RSIはダイバージェンスを発生させておりますので、しばらく高値圏で揉み合うが望ましいでしょう。
RSIが50付近まで下がるのを待って、押し目買いの準備をしておくと良いと考えております。
強い上昇トレンドですが、高値づかみには気をつけて買い場を探す展開となりそうです。
BTCはまた軟調な地合いに!?
出所:TradingView
BTCJPYも分析しておきましょう。
月曜日からの反落により、ローソク足は雲の中に入って参りました。
先行スパンも陰転間近となっており、地合いはよくありません。
ローソク足も基準線を下回っており、買いで入るタイミングというわけではなさそうです。
41万円にサポートとなりますが、ここを割り込むと40万円のサポートラインまで落ちてしまいます。
買うなら40万円手前からでしょうか?
進んで投資をするような地合いではなくなってきましたので、BTCは様子見で良いかもしれません。
前半で述べたように、世界の取引所に目を向ければ上昇しているアルトコインは存在します。
なるべくトレンドが発生しているものを狙って順張りトレードを心がけましょう!
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※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。